2009年7月12日 (日)

紅花 半夏 たくさん咲き   天童市

 大学への出勤途中の天童市の山沿いの斜面でささやかな紅花まつりが開かれていました。地元の方々が手作りでやっているような印象です、両手で抱えるくらいの紅花の花束が500円、買いたかったのですが夕方まで車の中に置くわけにはいかず断念しました。

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「紅花 半夏 ひとつ咲き」が正式な言い伝えで、梅雨盛りの半夏(はんげ、夏至から11日目)にひとつ咲くとたちまちワッと咲き始めます。半月ほどの最上(もがみ)地方の農家の重労働が始まる知らせでもあります。

 花をひとつづつ手でむしりとるのが作業の始まりで、その後いくつかの工程を経て花餅にするまでが農家の作業です。花のまわりには鋭いとげが密集し指を刺します。農家は早朝の朝露がとげを軟らかくしているうちに摘み取りますが、手袋などない時代ですからそれでも大変なことでした。

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2009年7月 9日 (木)

ガクアジサイの季節   仙台市青葉区白沢

 当地では梅雨の盛りにガクアジサイが里を彩ります。ふつうのアジサイもそうですが庭先の道路との境あたりに植えられることが多いのでよく目立ちます。

 私は華麗なアジサイよりもこのガクアジサイのほうが好きです。野生種だけあって場所によりいろいろな色や姿になります。装飾花も5弁、4弁と適当に?咲いています。特に湿気の多い日陰に咲くのが見事な青色を見せてくれます。

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 このガクアジサイは、昨年今頃に長女と出かけた際に道端に咲いていたものがあまりにきれいだったので車を降りて眺めたものです。今年も同じように咲いています。道は旧関山街道で山を越えて山形へつながっています。

アジサイの原種でわが国原産です。学名をつけたのは幕末に来日したドイツの医師兼博物学者シーボルトで、Azisaiとされています。

彼はふつうのアジサイをOtaksa(オタクサ)と名づけていますがこれは彼の身の回りの世話をし結婚した「おたき(瀧)さん」の名をとっているそうです。彼はその後国外追放されますが晩年に再来日してお瀧さんと娘との再会をしています。

わが国の本格的植物図鑑の作成者の牧野富太郎博士が、このような情的な命名はけしからんと批判したと伝えられていますが、でも後年博士も仙台で発見した新種の笹に「スエコザサ」(奥さんの名前)をつけているのが笑えます。

 図鑑などによる暖地にあるとされていますがこちらの山間地にもあります

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2009年7月 6日 (月)

おほひでぽろぽろの里、茅葺きまだまだ現役―2  山形市高瀬

 前記事のお宅のおとなりです。たまたま2軒並んで現役です。少し小ぶりですが存在感はなかなかです。屋根も右半分が葺き替えられていて御主人まだまだやる気のようです。

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 この谷すじの集落では残る茅葺きは2軒だけになりました、この上の高沢集落に1軒ありましたが、今日見に行ったら取り壊し中でした。

今日の山形はえらく暑く夏が来たかと思わせる日でしたがまだまだ半夏(はんげ)、紅花が咲き始めています。高瀬の里では 「紅花 半夏ひとつ咲き 」 の状態でした、今週末は紅花まつりで賑やかになるようです。

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2009年7月 3日 (金)

おほひでぽろぽろの里、茅葺きまだまだ現役    山形市高瀬

 「おもひでぽろぽろ」の舞台になった高瀬の斜面にある集落に3軒の茅葺き家が残っています。1軒はすでに廃屋状態ですが2軒はしっかり現役です。2軒のうちどちらかが映画の本家かも知れませんが形態が少し違います。まずは1軒。

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 急な斜面に道がつけられそこに家々が石垣を組んで平地を作って建てられています。道のあちこちに江戸時代の古碑が立っている古い道です。今では想像できませんが、古碑を調べていたらかっては山形と仙台を結ぶ最短のルートとしての街道だったことが分かりました。行き止まりのこのせまい谷になんでこんなにたくさんの家がひしめいているのか分かりませんでしたが、交易の道だったわけです。二口(ふたくち)峠越えですが現在の山寺経由とは違うルートです。

峠を越えると仙台の秋保(あきう)温泉に至ります、秋保の山中に戦国末期の最上勢と伊達勢との古戦場があるのがなるほどです。防衛のための足軽衆の集落が二つ残っています。

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2009年7月 1日 (水)

ペギー葉山さんに感激です

 ちょっと番外編です。

 先日絵を描きながらいつものようにNHKFMを聞いていたところ、ペギー葉山さんの最近のライブの録音が流れてきました。昔から好きだったので即常時接続のカセットデッキのスイッチオン。3曲録音しましたが最後が「学生時代」でした。しばらくぶりで聞いて感じたのが、この方はかなりのお年のはずなのに声のつややかさも声量も衰えずテンポもしっかりしていることでした。

 たいていの歌手は、高年齢になるとテンポはよれよれ、声は出ない、勝手にこぶしを入れて崩れに崩れてなんとも聞き苦しいのが多いですが、まったくそのようなことがないことに感嘆でした。

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 で、レコード棚を探しました、あったはずだあのEP盤。ありました、1966年プレスの17cmEP盤、高価なLPが買えない人のための4曲入りの廉価盤です。だって当時は月給手取り2万円、LPは2000円です。

 比較して聞きましたがライブでのキーと変っていません! テンポはわずかにゆっくりですがライブならではのことでしょう。さぞかし節制をされておられるのだろうと思います。見習わなくては!!!

 私の学生時代にはすでに出ていてヒットしていました、当時テニス部にいた私達もよく歌いました、歌詞の中に”テニスコート・・・”という単語が出てくるだけでなんとも嬉しかったのです。たしか彼女は青学大だったはずです、関東学連のソフトテニスのリーグ戦でこちらは国公立トップながら3部(6校)のブービーあらそい、もっとも当時はテニスは花形で10なん部までありました。あちらは1か2部、そばで見ていて横綱大関と関脇の格の違いを感じました。なにせボールのスピードがまるで違うんですもの。

 作詞作曲は平岡清二さんですがまちがいなく昭和中期の名曲でしょう。

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2009年6月30日 (火)

おもひでぽろぽろ、サクランボもぽろぽろ   山形市高瀬 遠望

 ブログのプロバイダーのシステム不調で今日ずっとログインができませんでした。

 アニメ映画おもひでぽろぽろの里へ毎週通っています。ここは少し北の天童市と山形市の境あたりから高瀬の里のある谷間を遠望しています。絵の中央部の谷間が高瀬で、手前の二つの三角山の麓にJR仙山線の高瀬駅があります。

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毎週行くたびに山の木々や田んぼの色が変って、少しづつ夏色になって行きます、背後の月山の残雪も少しづつ減りますがまだまだたっぷりあります。名物のサクランボもそろそろおしまい、取り残しの実が小鳥の取り分になっています。

 ここ村山地方ではなぜか三角形のとんがり山がたくさんあります、45度くらいの鋭角に切れ上がる小山のつながりは独特の風景を作っています、山の名でよくあるのは戸神山←とがりやまです。勾配が急なせいか杉植林が少なく落葉広葉樹の里山状態が多く四季それぞれに豊かな里景色を見せてくれます。

 山形県は宮城県と異なり、宮城の幕末まで仙台藩ひとつの藩政でなく支配した領主も様々に違うことと地形が複雑で宮城の広やかな単純さではなく谷間ごとに違う歴史がありとても面白く魅力ある地域です。でもこれからは盆地のせいでめちゃくちゃ暑くなるので今のうちにロケハンをしっかりしなくてはなりません。

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2009年6月27日 (土)

渓流の麗人トリオ  野バラ、スイカズラ、野アヤメ

 ここは、おとなりの川崎町の北川下流です。川沿いの土手や畦に野バラをはじめとしていろいろな野の花がいっとき香り高く咲き、毎年釣りの合間の楽しみを与えてくれます。

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 強い香りの野バラを摘んでいたらその上にスイカズラのつるから白い双子花が下がっていました。どこにでもありそうで案外少ない花でほのかな芳香があります、律儀に二つの花が並んで咲いて、熟すにつれアイボリー色に変っていきます。

 畦には野アヤメが雑草に負けじと小ぶりな花を健気にかつつつましく咲かせています。

 対岸は人手があまり入らない広葉樹林の小山で下りてくるカモシカにはよく会います、まったく人を恐れず 「おらあ関係ねえだ、まあ好きにやってくれ」 と言わんばかりの態度です。

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2009年6月24日 (水)

ドクダミの花とても丈夫です  仙台市青葉区

 ドクダミの花があちこちのお宅の庭先に咲いています。白い4つの花びらに見えるものの中央から突き出す黄色と緑の部分が花です。この部分をどう表現するか3日間眺めていました。

 丈夫な花で雨が降ろうが照ろうが色もあせず何日もびしっとたっています。摘んできて机の上のコップの水に入れておいたのですが1週間たっても勢いは衰えずたいしたものです。

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 このあたりの生命力からか傷薬や内臓を元気にする薬効があり古くから漢方薬に使われています。でもあまり好まれない野草でもあります、咲くところがちょっとジメッとしたところで独特の匂いもありなおかつやたらに繁殖力が強く地下茎でどんどん広がるからです。

 ここはわが家の庭先です。省エネスケッチをしました、遠くへ出かけなくとも西側の日陰にたくさん咲いています。葉に赤いふちどりがありその色に近い耐水ペンをさがす文具屋まわりに手間取りましたがステットラー社製のルモカラーがぴったりでした。

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2009年6月21日 (日)

サクランボが熟すころ   天童市

 山形市の北隣の天童市の西部の丘から月山を望んでいます。近くには千年を越す歴史を持つ天台宗の古刹があり立派な観音堂が残っています。この村山地方の丘という丘にはサクランボの木が植えられていて、この季節は道端でもルビー色の実がすずなりです。

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 月山(1980m)は弘法大師が開いたとされている山岳密教の聖地です、ふもとの寺院には即身成仏を願って自らミイラになった修行者が祀られています。この季節でもたっぷりの雪を残していて雄大な夏スキーが楽しめます。若い頃はよく通いました。

 サクランボはこちらでもとても高価で一般家庭では気軽に買えなくなりました、昔は量り売りで新聞紙で作った袋にどっさり買えたんですが。そのせいで盗難が多発し(道端の畑にあるので)パトロールが盛んに行われています。私のように見慣れぬ車でうろうろしていると不審者扱いされかねないのでロケハンは早々に切り上げです。

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2009年6月18日 (木)

野バラの香る川   宮城県川崎町

 渓流の岸に野バラが咲く季節です、小さいながら濃厚な香りが漂い、ヤマメも積極的に餌を追う短いながら楽しい季節です。歌曲の「野ばら」では”紅にほふ・・・”と歌われますがここのはつぼみにほんのわずかな紅がさす程度でほとんど白でした。小枝を摘んできて机の上に置いたらとてもいい香りが部屋中に漂いました、でも寿命は短くて3日間だけでした。

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 川岸で野バラの上に咲くウツギを見つけました、白い小さな花がうつむいて咲いています。タニウツギのピンクの派手な咲き方や色にくらべてなんとも控えめです。日本の歌の「卯の花の匂う垣根に・・・」と歌われた花ですが最近はあまり見なくなりました。

 ウツギはふつう5弁の花びらですが見つけた木ではなぜか6弁の花が混じっていました。同じ枝にです。

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