2017年8月15日 (火)

銀山への道、カンゾウを添えて   山形県尾花沢市畑沢

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 3つ前の記事の絵の付近の風景です。道の先には銀山の繁栄の後を残す延沢の集落と城跡があります。
 山や谷間の集落は平野部と異なり家々は肩を寄せ合うように建っています、せまい耕地を有効に活用するためでしょう。先祖代々からの濃密な人間関係が想像できます、都市住民からするとなんだか恐ろしいような・・・。

 

 用紙はファブリアーノ細目F6、絵具はクサカベです。この組み合わせは初めてですが予想通りの鮮やかな花色が出せました。

 

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2017年8月14日 (月)

わがオーディオの終着点に先があった、タンノイランカスターに真空管アンプ

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 わがオーディオの終着点と思っていたオールドタンノイランカスター(HPD315初期タイプ)とアキュフェーズアンプE600のコンビの端正な音に満足していました。
 しかしマニアは常に何か不満を持ちます、オールドタンノイには真空管アンプをためしたいなあと。45年前の伝説話で「黄金の組み合わせ」なんて言われた組み合わせがありました。それがはからずも今夏実現しました。
 春にランカスターの修理で大きな手間をかけたオーディオショップ・ケイキさんでそんな話をしていたら脇で聞いていた担当がトライオード社(メーカー)からKT88シングルの新製品試聴用を取り寄せてくれ、自宅に借りだして試聴し、この値段でこの音ならと購入して3か月たちました。


 でもこころの片隅で「これはこれでいいけれど、やはり今はなき45年前のラックスSQ38FDかMQ60で聞いてみたい、完動品を手に入れるのは不可能に近いけれど、ほしいなあ」とあちこち探っていました。

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それが、今夏奇跡がおきました。会社に新入社して隣席にいる某官庁のOBさんが「MQ60なら持っているよ、でも故障していて使えないよ、使わないから欲しければあげるよ」ですって!!

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 故障の状況を見たらもとラジオ少年の自分は「これは致命傷ではない、真空管が生きてるから直せる」と判断してありがたく頂戴しました。名酒1本と物々交換!
 さっそくケイキさん経由で修理屋(横浜)に送り9日後戻りました。予想していた筐体の配線の抵抗抜けではなくオイルコンデンサーが劣化していて全交換、各部の動作を調整し完動です。

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 今は先に購入した最新のKT88シングル(左側)とつなぎ変えながら試聴しています。出費も予想より少なかったし40年前のスピーカー、同じ年代のアンプ、同じ年代のレコードとプレーヤーでオーディオの神さまに感謝しつつ当分酒とバラの日々が続きそうです。

 肝心の音ですが、MQ60はズシンと来るような低域の重さはないけれど高級ブランデーのようにまろやかさときれを併せ持ち余韻(ホールトーン)を感じさせつつゆったりとした豊かな空気を作ってくれます。新製品はまろやかさを持ちながら力強い音がスピード感を持ちぐいっと前に出てくる、ジャズのドラムスのキレには圧倒されます。野の花に例えると、前者はアジサイ、後者はヤマユリという感じです。 


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2017年8月11日 (金)

クサカベ・アキーラを買ってケースを自作

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 1年ほど前に無地の風炉先屏風(6尺×尺5寸)を入手して、そこに和紙に四季の花々を描いたものを貼りこむ計画を立てていましたが、水彩絵具では耐水性がないしアクリルでは鮮やかすぎなのでさてどうしたものかと考えていました。
 墨絵もいいかなと思いましたがやっぱり色がほしい、ということでクサカベのアキーラを使うことにしました。試し描きをしてみました、少し派手ですがまあ使いようでなんとかなりそう。

 

 購入前に現物やカタログを見ると、驚いたことに各種のセットがありその中の標準18色、風景画用18色、植物画用12色の3セット合計48色のなかでわずか2色がダブっているだけなのでまとめ買いしました。全部で1万円と少し、しかも大きな20mlチューブなのでかなりお徳用です。
 でも大きなチューブは大きな用紙でどんどん使わないと使い切る前に固まってしまうことが多いのでいいことばかりではないです。

 Dscf1350 自作の木箱の容量にあわせて別色を加え54色セットを作りました。 

 Dscf1351 いろいろ作っているうちにだんだん工作がうまくなりました、今回は自信作です。



 “よけいなことばかりしてないで早く描かんかい!”なんて言われそうですが。

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2017年8月 7日 (月)

銀山への道  山形県尾花沢市畑沢

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左の道の先の現銀山温泉近くにはその名の通り延沢銀山がありました。戦国期から江戸時代初期に繫栄しその名残をとどめる延沢や六沢の大きな集落も維持されています。

 絵の中の道はその輸送路、交易路として使われていた脇街道です。背後にある背あぶり峠という変わった名の峠を越えて現村山市、最上川へ至っていましたが現在は車両の通行はできません。
 
 名前の由来は、朝行く時は背に朝日を、帰りは背に夕日を受けることから来たものです。本来であれば本街道である平坦な羽州街道を行くのが本筋なのですが宿駅ごとに通行税を納めなければならずそれを嫌って峠越えの裏街道を通ったとのことです。当然お上としては許しがたいところでしたがその後正式な街道として認められたそうです。

 用紙はハーネミューレ・バンブー48×36cm、絵具はクサカベです。梅雨明け前の青空は湿気のせいか白っぽい感じです。

 

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2017年8月 1日 (火)

茅葺き屋根が群れていた谷の大きな家  山形県村山市上五十沢

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 この谷間で一番規模の大きい家です、大きな倉があり住居だった茅葺き屋は物置になりその奥に新しい住居が建っています。この先の五十沢の集落とともに戦後期時代の落ち武者伝承もある古い里です。道は尾花沢市につながっています。
 背後200mくらいで道はなくなり閉じられた空間です。

 

 用紙はアルシュ荒目51×36cm、絵具はクサカベですが手前のアジサイにはW&Nを使いました。

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2017年7月26日 (水)

茅葺き屋根が群れていた谷再描   山形県村山市上五十沢

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 前々記事の絵を遠近感を変えながら再度描きました。手前の家はしっかりしていて屋根の補修材も積まれているのでこれからも残っていきそうです。
 山形県の月山や湯殿山の山麓で見られる兜づくりの姿です、これはかって養蚕が行われていた名残りを伝えています。

用紙はキャンソン。ムーラン・ド・ロア45×35cm、コットン100%で安価でいい紙なんですが縦横比が独特で市販の額におさまらないのが困りものです。絵具はクサカベです。クサカベの発色が個性的なのでいろいろな紙で試しています。

 

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2017年7月21日 (金)

茅葺き屋根が群れていた谷全景  山形県村山市上五十沢

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 前記事の谷間の集落の全景です。といっても現地にこの視点はありません、スギの梢に登れば見えるかもしれませんが不可能です。
 現地へ2度行って配置や家々の特徴をつかんで描きました、小さな物置小屋などは省略しています。
 屋根の維持修復がされて住まいとして人が暮らしているのは右から2番目です。
 前記事の家は右から3番目です、家の軒下周りに大量の補修用のカヤがありましたので近いうちに補修がされるのでしょう。
 補修は全部を取って総葺き替えをするのではなく傷んだところを抜いて新しいカヤを差しこんで行くかたちです。右から2番目の家はその補修が終わったばかりです。

 

用紙はミューズ・ランドスケープ46×28cm、絵具はクサカベです。

 

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2017年7月17日 (月)

茅葺き屋根が群れていた谷  山形県村山市上五十沢

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 五十沢と書いていさざわと読みます。十数年前には全21戸のうち17戸が茅葺き屋根だったところです。少し下の五十沢集落とともに戦国期に落ち武者が住み着いたと伝えられています。
 狭い谷間で耕地もほとんどなく近年まで炭焼きや山仕事で暮らしを立てていたとのことです。
 この位置からだとたくさんあるように見えますが今ではこの視点の背後と奥の木の陰にもう1戸計5戸だけです。一時は地元の東北芸工大も参加して保存活動も行われましたが今は行われていないようです。

用紙はミューズ・ランドスケープ46×28cm、絵具はクサカベです。

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2017年7月11日 (火)

6月の蔵王連峰  宮城県川崎町

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 1か月前の風景です。谷筋の残雪がアクセントになっている6月の蔵王連峰です。右手前の家は実際は今風のつくりです、風景の前景としてそれらしくアレンジしました。

 用紙はモンバルキャンソンF10を横半分に切りました。絵具はレンブラントです。

 

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2017年7月 7日 (金)

梅雨の山里最上海道  宮城県小野田町門沢宿

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 前記事の風景を梅雨らしくぼかしを使って描き直しました。濡れた紙に描くウエットインウエットの技法ではなく水張りし乾いた紙に絵具を塗ってすぐ霧吹きで散水です。初めての方法ですが紙質によりかなり変化がありそうです。
 この宿を通る街道は最上街道、最上海道、中羽前街道、母袋街道といろいろな呼び名があります。

 
 用紙はクレスタ―F6、絵具はレンブラントです。

 

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