山形県白鷹町その4 真言の道 春雨 滝野―3
滝野シリーズ、ラストです。
4月24日にかみさんと一緒に行った際の滝野の里景色です。サクラが満開の季節でしたがあいにくの雨でした。
前々記事のところから90度首を振るとこの景色になります。萱葺き屋根がこの民家のほかにもう一軒ありました。天気も手伝ってちょっと神妙な気分になりました。
この街道は交易のほかに真言密教の出羽三山山岳信仰の参詣道でもありました。ここ置賜(おきたま)地方は東北には珍しく真言宗が盛んです、上杉謙信以来の伝統でしょうか。古碑の湯殿山と刻まれた前を多くの人々が「南無弘法大師」を唱えながら行きかったことでしょう。
空海(弘法大師)が遣唐使船で持ち帰った密教は、瞑想や念仏を主とする一般的な仏教と異なりインドのバラモン教の流れを汲む激しい超人修行の末の即身成仏(結果としてミイラ化)を志向しています。湯殿山麓の寺ではそのミイラ化した上人を拝することができます。この近くにも即身仏を祀る寺があります。本山の高野山では空海が即身成仏をし、いまだそこにいると信じられています。ちなみに30kmほど離れた山寺は天台密教(台密)です。
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