フランク・ロイド・ライトのスタディ集 わが出発点
アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトのスタデイ、エスキース集(洋書)で、40ドルの値段がついています。
ル・コルビジェ、ミース、ファン・デル・ローエとあわせて3大建築家と呼ばれることもある巨匠です。日本での作品は少なく4つ残っていますがそのうちのひとつは明治村に正面玄関のみが保存されている帝国ホテルです。
今から30数年前、私がまだ20代後半で市役所勤めの頃に出入りの本屋の販売員が困った顔をして相談に来ました。当時はよく「見はからい」という売り方があり、現物を持ってこさせてから買う買わないを決める方法です。建築課の同僚がそうして結果いらないとなったんですが、これは洋書のため返本がきかない。なんとか買ってもらえないかということでした。中をひと目みてこれは買わずばならないと感じて、「いいよところでいくら」、「ありがとうございます助かりました原価でいいです8000円です」。当時は1ドルが200円くらいだった時代です。
「あのー、給料の1/3なんで、月賦にしてよ」 ということで手に入れました。
偶然手に入れた本ですが、中のライトの描いた多数の透視図の美しさに惹かれました、建築家は自分の建物が目立てばいいという思想の人が多く周りの自然や樹木はいい加減に扱うことが普通です。しかしライトの絵には樹木がきちんと掻き分けられ、周囲との調和を重要視していることが表現されていました。
で、何枚かを模写して練習をしペン仕上げで描いていました。そのスケッチブックを本棚の整理中に見つけました、若い時期の記録です。なにやら昔を思い出しながら見ていました。その練習がいま基礎になっています。
模写をしたもの2例です。
下はその後、雑誌や本を見ながら自分なりに描いたものです、35年前のわが原点です。
余計な線が沢山ありますねえ。
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