« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009年4月30日 (木)

娘と二人の月山、29年前の色    山形県西川町

 月山の春・夏スキーは4月下旬から始まります、若い頃はずいぶん通いました。中央部の山は月山(1964m)の支峰姥が岳(1670m)で頂上からの斜面がスキー場です。上級者だけはそこからブナ林の中をこの絵のところまで下って来るのが大きな楽しみでした。

19

 右の稜線の先が月山本峰、左側に半分だけ見えるのが湯殿山(1500m)でみちのくの山岳信仰の聖地です。

 29年前に友人夫婦と出かけた時に、長女(4歳)と二人で沼の上のほうまで歩いて行って滑りながら帰るところをかみさんが民宿の窓からパチリ、その画像をもとに懐かしさをこめて絵にしました。

 最近は雪が少ないのでこの頃よりスキー場が開く(リフトのところまで道が開く)のが2週間くらい早まったようです。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

用紙はF6、絵の具はW&Nですが色らしい色は親子のウエアと青空だけです。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

花の里と子どもたち   山形県白鷹町

 昨年5月の長女との山形ミニロケハン旅行の際の絵です。

18 

 ここ白鷹町は旧上杉(米沢)藩の北端にあたります。山形市から南西へひと山越えると置賜(おいたま)盆地が広がります。遠くに朝日連峰を見ながらサクラやリンゴ、菜の花などの花々を見ながらの桃源郷を行く旅になります。

 旧街道をゆっくり走っていたら朝日連峰を遠景にしたきれいな家がありました、横には立派なやしろがあり歴史を感じさせるたたずまいでした。

これから水が入る田の脇に菜の花が咲いていて娘が歓声をあげて見ていたら、近くの子らしい姉妹弟が遊んでいて菜の花を摘んでくれました。田舎の子はめんこいです。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ 

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

用紙はF8、絵の具はレンブラントです。黄色はカドミウムイエローライトを主にしましたがレモンイエローに比べて少し強すぎの感があります。菜の花よりもヤマブキの色に使いたい発色でした。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月25日 (土)

月と花とうさぎさん   宮城 三本木町 菜の花の丘

 宮城県三本木町(現大崎市)にある菜の花の丘が満月の光に照らされたらどんな風景かなと想像しながら描きました。菜の花の香りに満ちた月光浴というところでしょう。

17 

 香りにひかれて月のうさぎさんも降りてくるかもしれません。ぽんぽこタヌキの宴会もいいかなと思いましたがうさぎさんのほうが似合いそうです。

 小さい菜の花も、おしべ、雌しべ、花びら、つぼみ、がく、葉などそれぞれに生の役割を持って存在しています。それを見ると黄色の絵の具をさっと塗って、はいできましたなんて描きかたはできません。

 空の群青色がなかなか深くならず、乾いては塗りの繰り返しをしましたが、うーんいまいち。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

 用紙はF4、絵の具はレンブラントです。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年4月21日 (火)

菜の花の季節です  山形県長井市

 ここは今話題の直江兼続たち上杉家が家康に敗れた後の減封領地です。遠くの山並みは飯豊連峰(主峰は大日岳2128m)で険しい連山です。向こう側は上杉のふるさとの越後です。一門の人々はきっと謙信の思い出にひたりながら望郷の念をこめて日夜眺めていたことでしょう。

12

 

 昨年長女との日帰りロケハンの際の記録です。桜廻廊を移動しながら見つけたレモンイエローの畑にたくさんのカメラマンがいました。

 気持ちのいい初夏の風のもと、虫たちも元気に飛んでいました。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

 用紙はストラスモア F6、絵の具はレンブラントで、黄色はレモンイエロー主体です。原画よりほんの少し暗めです。空の青がきれいに塗れました、波うちも皆無でいい紙は違います。集中して描いていたらサインや日付を入れる空白部分を残すの忘れてしまいました。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月18日 (土)

三つの春の里  福島県三春町

 福島県の中央ふきん、阿武隈高地の中ほどに田村郡三春町という城下町があります。ウメ、モモ、サクラがいちどきに咲くので三つの春を表現しています、とてもきれいな名前です。

10 

 ここは、エドヒガンの古木、三春滝桜が有名で今の時期が盛りです。以前訪れた際に滝桜のすぐ後ろの丘からの風景を撮影しておいたものからおこしました。西の方角になります、遠くに安達太良山連山(あだたらやま、約2000m)が雪を残して輝いていました。

 ゆるやかな起伏を持つ阿武隈高地ののびやかな里景色が広がっています。宮城や岩手とも違う気候の穏やかさが感じられるたたずまいです。

 戦国時代は豪族田村氏が支配していた地域で、仙台藩祖伊達政宗のお嫁さん、愛姫(めごひめ)を出したことから伊達家の親戚格となりました。この地域の田村郡と言う名はそこからきているのでしょう。

秀吉の奥州仕置きで領地を取り上げられましたが田村氏は仙台藩の重臣の一員となり岩手県一ノ関市を中心とする地域に支藩3万石の領地を得ました。伊達騒動に巻き込まれてお家存続の危機にも会いましたがなんとか切り抜けて維新まで続きました。

市役所時代に藩主末裔の方と親しくさせていただきました、さすがに音楽文学にくわしい文化人でもありました。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

用紙はF8、絵の具はW&Nを使いました。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年4月16日 (木)

そろそろ、菜の花の色

 みちのくでも菜の花の黄色が目立ち始めました。自分も桜からこちらへイメージが移って来ました。

Dsc_0034

 昨日近くの休耕田で咲いていた菜の花を少し摘んで机において写生、それを昨年行った長井市の風景とあわせた絵を描いています。ちよっと触れると黄色い小さな花びらがちらほらと机の上に散ります、独特の香りも漂い今日はいい気分で描けてます。

 かみさんが自分の部屋を整理していたら新品の小さなドライヤーが出てきました、なにかの景品で貰ったものらしく買った記憶がないそうです。出力も小さく幼児用にいいくらい、で、私のものに。描いた絵の具を乾かすのにちょうどいい。ものは使いようです。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年4月14日 (火)

夜桜お七 ふくれる  桜シリーズ番外編

 このところ桜をいろいろ描いてきましたが、ちょっと番外編です。

9

 「仙台の殿様のお膝元に夜桜の名所があってえ、伊達な若い衆がたくさんいるからいってごらんなさいな、よりどりでお持ち帰りできるわいな。というから300年ワープして来て見たのにい・・・.ちょっとお、誰もいないじゃないか、うー 責任者でてこい!! ,火つけるわよ!」

 12日の日曜日、かみさんと仙台市の南の三神峰(みがみね)公園へ行きました。大正初期から育てられた33種の桜が3~400本くらいあります。

 かみさんの上機嫌の顔を見ているうちに夜桜を描いてみようと思いつきました。でも均一の黒地に浮き上がる桜の花は不透明水彩の出番かもしれません。ちゃかちゃかと描くのなら別ですがしっかり描こうとすると透明水彩では難しいようです。

 熱燗をポットにつめて、椅子とミニテーブル抱えて。市役所勤めのころは用地関係のことで行きましたが花見は初めてでした。花見時期以外には人はあまり来ない桜専門の公園です。

 でも夜は照明はあまりないので人は少ないです。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

こういう色はW&Nの独壇場ですね。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年4月12日 (日)

市街地のヤマメ釣り、大物は幻   名取市名取川

 仙台市と南となりの名取市の境を流れる名取川中流です。川のこちら側は名取市、あちらは仙台市です。仙台市側は住宅が並ぶ市街化区域、名取市側は山林と農村と対照的な風景です。

8 

 春のいっときだけ大ヤマメ釣りができると聞いて行って見ました、雪どけ水があふれているはずなのになぜか渇水状態でした。普段なら歩いて渡る事などできませんが大きな石が段差を作り適当にポイントができています。

 水温が13℃とちょうどいいくらい、小型ヤマメがドライフライにほいほいと出てきました、このぶんだと上の大きな流れ込みでは大物が出るかなと慎重に行きましたが出ませんでした。

 大物はそう簡単にはだまされないはず、次は夕方ねらいで来て見よっと、まあうちから15kmしかないし。

 住宅地のおかあさん方から物干しかたがた見られながらの釣りになりました。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年4月 9日 (木)

エドヒガンが咲く里   宮城県大和町 小野

仙台でも桜が咲き始め、条件のいいところではお花見もできるようになりました。梅も盛りで賑やかです。サンシュユやツバキ、レンギョウ、水仙などが次々咲き、これから里は彩り豊かになっていきます。

7

 ここは、うちから5kmほど、仙台市と北の大和町の境にあたる集落です。昨年一度描きましたが納得いかなかったので視界を広くして描きなおしました。

 目を90度転じると工業団地の造成が進んでいて土がむき出しでこの里の景色とまるで違っています。

 小さな祠に登る鳥居の脇にかなり年を経たエドヒガンが咲き、ウメや小さな桜の花のもと畑作業が始まっています。水仙や菜の花、シバザクラも咲き始めています。

 背後の丘やまわりの山々は間もなく新緑につつまれます、里がもっとも爽やかな彩りを見せる季節です。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

用紙はF8、絵の具はW&Nです。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年4月 6日 (月)

初めて絵が売れました、 桜とお孫さん

 先週ご注文のあった絵を今日納めました。仲介をして頂いた花工房栞さんのご主人がすぐに注文主のところへお届け下さいました。

 5歳と3歳のお孫さん二人が桜の下で遊んでいる姿を描いてほしいとのご注文で、お子さんの新築祝いに贈りたいとのことでした。

36

 描きなれた構図なので迷いはありませんでしたが成果品を見ていただいて気にいって頂けるかどうか心配でした、大変喜んでいただいたとのことで「わーいうれしいな」というところです。これからひとりで祝杯です。

 

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

用紙はラングトンF4、絵具は対光性が世界一高いといわれているシュミンケホラダムです。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2009年4月 4日 (土)

みちのくの桃源郷  福島市 花見山―2

 花見山の園路を花たちにつつまれながら上っていくにつれ福島市市街と遠景の吾妻(あづま)連峰が見えてきます。西吾妻山(2035m)を最高峰とする山々です。山のむこうは山形県で、今人気のNHK大河ドラマの上杉領になります。

3_2 

 

 ここでいただくお弁当と少しのお酒はまさに天上の美味です。でもここは宴会は禁止です。

 この花たちを個人で守っておられる園主の阿部さんに感謝です。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

 用紙はF6、絵具はシュミンケ、ホラダムを使いました。派手めのW&Nに比べて少し沈んだ感じの色合いがでました。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年4月 1日 (水)

花の谷、みちのくの桃源郷   福島市花見山

 福島市の山あいに写真家の故秋山庄太郎氏が晩年「桃源郷」と言い撮影に通った谷があります。

34_2

 花見山公園と言い、毎年短い期間に30万人もの花見客が訪れています。福島駅からのシャトルバスを下りた瞬間から「うーむこれは!!」と思わせる花景色が広がります。みちのくで咲く花木の全てがこの谷間にあると言っても過言ではありません。桜各種を主に、桃、梅、花モモ、モクレンなどなど、低木ではレンギョウの黄色が主力です。造園専門の私でも種類はとても数えきれません。

 この絵は07年4月12日にかみさんと行った時の写真をもとにしています、今年もあと少しでこのような風景を見ることができます。

 ここは驚くべきことに花見山公園と名づけられていますが実は私園なのです。しかも無料です。

ひとりの篤志家が戦後すぐ「花で山をきれいにしたいな」と思い立ち荒れ山に手入れをして苗木を植え、管理をして、ひとりで楽しむのはもったいないと開放したのが1960年だそうです。それが正面の山です、その後里の人々がそれぞれに植えて今の風景になりました。

Img038

 園主の方のお話が一昨年の新聞に載っていました、まことに品のよい方です。毎年園路や木の手入れを続けてこられています。親子2代の「花咲かじいさん」です。3代目もしっかり育っているとのこと嬉しい限りです。今の世の中にこんな方もおられること暖かい気持ちになりますね。

 絵の真ん中の青い屋根の建物がお宅です、実際には花に埋まってほとんど見えません。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックをお願いいたします。

33

 用紙はF6、絵具は新しくもとめたオランダのレンブラントという品名のものです。イギリスのW&N、ドイツのシュミンケとも違う色が出ました。色の土台というか基礎が強く腰のすわった発色と感じます。絵具にどうこう言えるレベルではありませんが用具をいろいろ試すのは楽しいです。筆が1本おまけに入っていました。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8ktijslpvq7y

| | コメント (9) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »