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2011年1月

2011年1月29日 (土)

雪の夜明け

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年頭にUPした雪明けの里からイメージを広げました。現実のどこというところはありませんが、横手盆地はこんな感じです。

毎日雪が降ります、秋田や山形の山間地は大変なことになっています、時には住民の命にかかわるほどです。以前秋田の小さな町の財政課長さんとお話をした時に「この少ない予算から除雪費が5千万円も出て行くんだ、とけて流れるものなのになんともせつないんだ。今役場職員の仕事はお年寄りのところの道路に出るとこまでの雪かきだ」。

「画題」続き

土門拳さんの画題についてのご自身の反省も含めてのエッセイから。

写真を画題で説明しようとするのはタブーである、写っていないことを説明したければキャプションを加えればよい。

・・・・・・

要するに、無題、習作、作品Aというような無愛想な、抽象的な画題をつけないこと。文学的、観念的な画題で、鑑賞を一方的に限定したりしようとしないこと。つまり、画題だけで芸術ぶるようなひとりよがりの気取ったポーズを捨てることである。自分がなぜそのモチーフをねらったか、という発想に直結して、簡潔な、具体的な画題をつけなければならない。「死ぬことと生きること1974年刊」

つい余計なことをつけ加えてしまう自分には難しいことです。

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用紙はモンバルキャンソン、51×16cm、絵具はターナーです。

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2011年1月26日 (水)

雪いつまで   山形市 笹谷街道

 週一回大学へ往復する山形市内の笹谷街道沿いに気になる板倉があります。春はサクラ、晩秋には2本のカキの実の朱色を前景にした古街道らしい風情を見せてくれています。

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 山形市の市街地が切れ笹谷峠へ上り始める谷の入口のところです。といっても県庁まで車で5分です。

道路が急にカーブするところで幅も狭くて車を停めるのが難しくなかなか写真が撮れませんでしたがなんとかゲットできました。

「画題」

写真家土門拳さんの晩年の著作のなかに「画題」というタイトルの文章がありました。土門さんが一般応募月例写真の審査をしていた頃の経験からですがわが意をを得たりとの思いがしました。

そこでの土門さんが嫌うワースト3は「無題」、「習作」、「作品A、作品ーⅠ」です。

「無題」・・・作者の気取ったポーズが感じられる、小学校卒くらいの学力があればつけられるはずだ。

「習作」・・・習作でもこんなものだと腹のなかで威張っている、習作と本作の違いなんてない、君の「本作」はどこにあるんだ。

「作品ーA、作品ーⅠ」・・・これほどキザなものはない、作品以外の何物でもない、変に芸術ぶった心の裏返しだ。このタイプはいつもどこかで消える、作品AがXYZまで、作品ーⅠがⅤⅦまで行ったのは見たことがない。

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用紙はホワイトワトソンF6、絵具はシュミンケです。

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2011年1月22日 (土)

旧羽州街道笹谷宿    宮城県川崎町笹谷

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 先月1220日には雪がちらほら見えただけの笹谷宿が117日には1mくらいの積雪に埋まっていました。この日は町の男衆が道の雪かきをする日だったらしく10人くらいの人(全部男性)が側溝に雪を流していました。よそ者が車で通り過ぎるのが申し訳ない思いでした。

この道は江戸時代以前から現山形市から奥州街道へつながる旧羽州街道でここから急な山道で伝説の多い笹谷峠を超えます。街道はその後山形県上山市から宮城県七ヶ宿町へ至る金山越えへとルートを変えています。

今は近くに温泉施設やスキー場ができましたがここの静かな雰囲気はあまり変っていません。

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 用紙はホワイトワトソンのF6、絵具はシュミンケ・ホラダムです。ペインズグレーが雪空や雪の表現に合います。

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2011年1月18日 (火)

雪降る古道   山形県大江町矢引沢

 ここから山ひとつ向こう側は前記事の西川町大井沢です、大井沢は今日聞いた山形放送ラジオでは積雪2m超とのことでした。湯殿山参詣の古い街道で最上川から少しづつ上って行く大江町側の最後の集落です。以前は林業で賑わい近くには専用軌道もありましたが今は静かな山里です。

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 この道の左下に改良された新道も作られまちに出るのも早くなりましたが気候の厳しさは変わりません。新道から旧道に入ったところに1軒だけ茅葺きの家が残り昔の面影を残していました。

 これからどんどん雪が降り積み雪かきも大変です。

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用紙はワットマン中目56×38cm、絵具はシュミンケ・ホラダムで全体を、家の壁面の一部を吉祥と混色しています。

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2011年1月11日 (火)

雪降り積む山里と月山 描きなおし  天童市二子沢

 昨年12月にUPした天童市二子沢の絵を描きなおしました。ちょっと現地と違うなと思う点があったのです。

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 地元の方に絵はがきにして差し上げることをよくしますが「なんだか違うなあ」と思われると・・・。

 うさぎさんはうさぎ年のはじめの冗談です、見つかりますか。

 この絵は一番町のWeweさんに展示しました。

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用紙はワットマン細目56×38cm、絵具はターナーです。

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2011年1月 8日 (土)

雪積み冬らしく   宮城県川崎町碁石

 好天の3が日からこのところ毎日雪が降り続き峠越えの国道はいずれも難儀します。

 初売りで手に入れた独シュミンケ・ホラダムのチューブタイプの使い初めです。画材店では永山裕子さんおすすめ12色セットがなんと2万エン、たしかにお高い色がずらりでした、色によっては小さなチューブが2千円もしますから。私のはバラ売りから50色を選んで6万エン弱、当分国分町はお休み、まあ身体にはいいでしょう。

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この冬はサザンカを描いていなかったのを思い出し添えました。 

 山形市へ向かう国道286号を走り仙台市から川崎町に入るとすぐのところで目に入る風景ですが道がせまいところの割にはスピードも出ているので一瞬で過ぎてしまいます。

 ここからほんの少し離れたところに中世から続く古街道の宿場がある歴史の古い里です。近くに住宅団地があり地区の小学校も子どもたちで賑やかです。

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 用紙は英ラウニー社製ラングトンのF10号の上下を少し切り横長にしています。絵具を選ばず発色の良い紙ですがちと頑固さを感じるところもあります。

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2011年1月 5日 (水)

雪明けの里   秋田県東成瀬村草の台

 山なみから昇る朝日が描きたくて秋に訪れた栗駒山の山懐に抱かれた東成瀬村の雪明けの朝はこんなふうだろうとイメージで描きました。わが宮城県では山脈が西側なのでこのようになりません。

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 ここの風景を描くのは3枚目ですが山と里のバランスがとてもいいところです。住んでおられる方々は大変でしょうが絵描き旅人の勝手な思いです。

 現場で描かなければ風景画ではないと言われそうですが、無理です、絵具が凍ります。しかも5分後には別な色に変わります。

 この絵は一番町のWeweさんで展示しています。

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 用紙は英ワットマン細目56×38cm、絵具はターナーです。紙の良さもあって肝心の空がしっとりと塗れました。

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