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2011年2月 1日 (火)

雪の晴れ間    山形市高瀬切畑

 降り続く雪がちょっとの間お休み、晴れ間の青空に出会うことができ春の予感をほんの少し感じました。といっても昨日はこの冬の寒さの底ということで仙台市内の朝は氷点下6℃でした。近くの農村では氷点下13℃の記録を作りました。

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 ここは山形城下と仙台城下を最短で結ぶ二口峠越えの古街道に沿って開けた集落で、道は雪に埋まりすれ違いが難しくなっています。

道沿いにはいたるところに古碑がたっています。刻まれているのは蔵王権現や湯殿山、山の神、金比羅山、十八夜供養などです。

大学は春休みに入り採点もすませた非常勤講師は春まで自由時間、どこへ出かけようかな。

 「風景写真」 土門 拳

 土門さんのエッセイの中に「風景写真」というタイトルのものがあります、当時の伝統的サロン風景写真へのアンチテーゼでしたが、自分の風景画への戒めとして今読んでも新鮮です。

 結局、自分の主体的な、人間的な撮影衝動、エモーションというものが加わらないかぎりは、風景を撮ってもそれは単に本人不在の絵はがきである。われわれの民俗、風土を見る立場としては、もう一回はっきりと自分の解釈というものをそこに加えなければならないと言える。

 なにも空や雲あるいは山や川、そういう科学写真を撮っているわけではない、そこにはっきりと見つめている人間がいるということである。 ・・・本人不在の写真はつまらない。 「死ぬことと生きること1974年刊」

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用紙はストラスモアインペリアル F6、絵具はシュミンケです。

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コメント

こんにちは!

 雪景色好きですよhappy01
 左手前の石に降り積もった雪が、雪質を感じさせます。大阪ではまずありえない積もり方ですね。サクサクシャリシャリ食べてみたい。見てる分には良いのですが。confident

 子供の頃過ごした奈良の宇陀地方の雰囲気に良く似ているのでなんだか懐かしい気持ちになりました。

投稿: KUROKAWA | 2011年2月 1日 (火) 16時42分

KUROKAWAさん、こんにちは。
 PCをのぞいたらちょうどコメントいただいたところでした。
 この絵はご指摘の石碑の雪帽子を描きたかったのです、よく見てくださいました。
 こういうシーンは現地へ行かないと発見できません、どういうわけでこのようなかたちになるのか分かりませんがたしかに寒冷地特有のものでしょう。
 

投稿: 杜しま | 2011年2月 1日 (火) 17時00分

なるほど。

土門 拳氏のお言葉、なかなか感じるものがありますね。
なんにも感じない写真と何かを感じる写真の違いは、まさにそこなのでしょうね。

投稿: anago | 2011年2月 1日 (火) 18時37分

anagoさん、こんにちは、しばらくでした。
 土門さんは酒田の出身で同じ東北人として親しみを感じています、もっとも弟子かなんかでしたらごめんこうむりますが。
 写真を絵におきかえて座右にしています。

投稿: 杜しま | 2011年2月 1日 (火) 19時53分

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