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2011年10月

2011年10月30日 (日)

名峰鳥海山の秋   山形県遊佐町

 秋田市へ向かう途中、国道7号を外れてわき道の県道をのんびりと走るうちに絶景ともいえる鳥海山の風景が目に入りました。中腹が紅葉し山すそに下りてきつつあります。

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 前記事の象潟からは北西からみた姿、今回は南西から見た姿で視点は大きく異なりますが視点が変わっても美しさは変わりません。見事な山です。

 自分の好みからはこの方向が好きです。

 風景を眺めていると視線の先をJR羽越本線の電車がのんびりと秋田へ向かって走って行きました。

 用紙はストラスモアインペリアル80×35cm(四六判を3枚にカット)、絵具は吉祥です。

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2011年10月26日 (水)

おくのほそ道最北の風景 鳥海山  にかほ市象潟

 前記事の九十九島の視点から振り返ると鳥海山を背景とした島々の絶景が広がります。芭蕉が訪れたのは1689616日のことです。

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 なだらかに下がっていく様子からかっての潟の様子が想像できます。立っているあたりが1804年の大地震で隆起して海から切り離され田んぼに変わったのです。芭蕉が訪れてから215年後のことです。

 鳥海山(2236m)は中腹が紅葉し山すそはまだ緑を残す珍しい姿を見せてくれました。

 右はじの森が古刹蚶満寺(かんまんじ)の境内です。

芭蕉の訪問は雨の中でしたが私には好天をくださった神様に感謝です。

“象潟や 雨に西施が ねぶの花”

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用紙はワットマン60×27cm、絵具はシュミンケです。

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2011年10月22日 (土)

おくのほそ道最北の風景  秋田県にかほ市象潟

 秋田市での学会に出る旅の途中、酒田市から国道7号を北上しながら鳥海山麓を走り好天に恵まれて色々な風景を見ることができました。

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芭蕉がおくのほそみちの紀行のなかで訪れた最北の秋田県にかほ市象潟の風景です。芭蕉が訪れた時には海に浮かぶ九十九島と言われた景勝地でした。その後大地震で土地が隆起し陸地になりました。今でも水田の中に点在する島々がかっての風景をしのばせてくれます。

視点の背後は芭蕉の足跡が残る古刹蚶満寺(かんまんじ)です。振り返った風景は次にUPします。

“象潟や 雨に西施が ねぶの花”

用紙はワットマン、56×38+cm、絵具はシュミンケです。

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2011年10月18日 (火)

八幡平に谷間の秘湯あり   八幡平温泉郷 大深温泉

 十和田八幡平国立公園の八幡平地区の秋田県側にはあちこち温泉が湧き出し古くからの玉川温泉、御所掛(ごしょがけ)温泉、蒸(ふけ)の湯温泉などがあります、その間に挟まるように小さな大深(おおぶか)温泉があります。奥の源泉から豊富に湧き出す温泉は八幡平温泉郷共通の強い硫黄泉で開湯50年余です。周囲はアオモリトドマツの群れに囲まれた静かな温泉です。

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 普通の温泉旅館とはまるでシステムが異なり、完全自炊です、寝るところは奥に2棟並ぶ通称蒸(ふけ)小屋です、地熱で暖かい土間にござを敷いてそのままコロンと寝ます。大きな風呂に1日2,3回入浴して食事をとるとあとは何もすることがありません。同宿の方々とのよもやま話が楽しみです。

 3日もいれば、体の芯から温泉たまご状態になります。これをこちらでは湯治といいます。

 親戚がオーナーなので小さいときから学生時代までよく行きました、時には夏の繁忙期の手伝いもした懐かしい思い出のあるところです。

間もなく雪が降ると店じまいです。

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 用紙はコットマンF6、絵具はラウニーです。

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2011年10月13日 (木)

悲しみの荒野にクロマツ2本   仙台市若林区三本塚

 調査活動の中で津波の荒野の中に2本のクロマツが平然と立っていました。1本は途中で変わった姿に枝分かれしています。かなり時間をかけて仕立てられていることが分かります。

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  海岸まで2kmほどで、全ての家屋が消失あるいは廃屋化し田んぼは全て荒れ野になり、まばらに並ぶ残存海岸林の姿がさびしい風景です。

 この2本のクロマツの強い姿は「おらあ元気だ、戻ってきてまた手入れをしてくれないかなあ」と呼びかけているようでした。

 用紙はウオーターフォードF6、絵具は空だけ日本画用水性絵具、ほかはラウニーです。

明日から3日間、秋田市へ学会とロケハンを兼ねての小旅行です。

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