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2011年11月16日 (水)

秋といえば芋煮会   仙台市 広瀬川

 盛期が過ぎようとしていますが、仙台市内を流れる広瀬川の川原では連日様々な人々が秋空のもとで川原の芋煮会(いもにかい)を楽しみます。春のお花見、秋の芋煮会は庶民の大切な行事です。

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 ルーツは山形市の川原で貧乏侍が野外で秋の野菜を煮て楽しんだことと伝えられます、山形市内では毎年径3mくらいの大きななべにパワーショベルで具材を放り込む巨大意煮会が名物です。

 山形ではしょうゆ味、仙台ではみそ味で仕上げるのが相違点です。いずれも牛肉を使いサトイモ、ネギ、こんにゃく、きのこを煮込みます。かまどは現地の石で組み薪で炊きます。火付けから煮えるまでは1時間は優にかかるのでその間にあーでもないこーでもないと味付けを議論するのも楽しみです。薪はこの季節はコンビニで売っています。

 作家の内館牧子さんが東北大に社会人留学をしていた際にこれを経験してなにに驚いたかというと「東北大の学生はみんななにもない川原でさくさく火を起こして煮炊きができる」ということでした。こちらの人間からすればあたりまえのことなんですが新鮮だったようです。

 秋田では“なべっこ“と呼ぶ庶民の伝統行事です。青森と岩手ではやらないようです。

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コメント

懐かしいです。
東北大に在学の頃、コンパ(なんて当時はいいませんでしたが)は、春は栗駒山や船形山へのハイキング、秋は仙山線沿線での芋煮と決まっていました。
楽しい思い出を有難うございます。

投稿: てくてく | 2011年11月18日 (金) 11時45分

てくてくさん、こんにちは。
 そろそろ芋煮会も終楽章です、まだやってる人もいます。私は知り合いの居酒屋での室内芋煮でいっぱいやっています。
 あれって不思議なところがあって、豚肉を使ってしまうと単なるトン汁になってしまいます。
 研究室には伝統の鍋が備品として残っているのではないでしょうか。てくてくさんのスケッチ教室でやったらうけるでしょうね。

投稿: 杜しま | 2011年11月18日 (金) 13時38分

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