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2012年1月

2012年1月28日 (土)

「夏は来ぬ」にはまだ遠く    蔵王

連日の真冬日、あまりに寒いので遠い初夏のイメージを蔵王をテーマに描きました。

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 唱歌の「夏は来ぬ」のなかにある卯の花、本名ウツギが咲くまでにはまだ4ヶ月もあります。初夏の季節は渓流釣りが快適にできるし野の花は次々と咲くし大好きです。

 用紙は額装用のマットの切り落としにドーサをひいて再利用です、2mm厚52×25cm。絵具はラウニーです。実はアトリエの壊れた換気扇を外した穴ふさぎに作りました。画鋲8本トントン打ってうまくいきました。

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2012年1月24日 (火)

寒いんです、千年イチョウの里   川崎町今宿

 西の奥羽山脈から吹き下ろす寒風にさらされる里の大イチョウです。笹谷街道(現国道286号)沿いにあり八幡太郎義家まで出てくる千年近い古木だという伝承があります。たしかに相当の迫力を感じさせる巨木で県指定の天然記念物で、逆さイチョウの名で指定されています。

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 この集落が形成されるはるか以前からここにあり風景を見てきたのでしょう、なにかの念力で木と話ができたらと思いました。

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 用紙はワトソン、70×32cm、絵具はレンブラントです。作業中に事件がおきました。水張りテープが紙の収縮に耐えられず裂けました。、乾燥した空気のせいで周辺部より中央部の乾燥のほうが速くそれに引っ張られて湿り気の残るテープが裂けてしまったのです。周囲を切ってやり直しをしましたが2回続きふたまわり小さくなりました。輸入紙は伸縮が少ないですがこの紙はかなり縮むのでそうなるようです。はじめての経験でした。

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2012年1月19日 (木)

雪女伝説

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 毎日雪が降る北国には囲炉裏のそばで語る雪女伝説が伝えられています。どちらかというと怖いよりも、雪女が嫁になり幸せに暮らしていたのに男が「見るな、聞くな」のタブーを破ったため去ってしまうという悲しいのが多いようです・

  鶴の恩返しも同じで、このようなタブーを伴った夫婦の伝説は世界各地にあります。私の好きなワグナーの楽劇「ローエングリン」も、聞いてはいけないとされた白鳥の騎士の名前を聞いてしまい騎士は天に帰ってしまう話です。

 雪女のイメージは小島功さんの美女画集からお借りしました。真似といえども描きなれない美女はむずかしいです、目や眉などの造作が1mmずれても表情が変わってしまいます。

 用紙はワトソンのB4サイズ、絵具はW&Nメインです。

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2012年1月15日 (日)

夢は枯野をかけめぐる  宮城野

 芭蕉の辞世の句からのイメージでの2枚目です。

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 今ではその姿を偲ぶことはできませんがそのむかし芭蕉が訪れたころの宮城野はこんな具合かと想像しました。

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”宮城野の萩茂りあひて、秋の景色思ひやるらむ”  おくのほそ道

 用紙はキャンソン・ミタントのブルーグレー55×37cm、絵具はホルベイン・ガッシュです。

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2012年1月 9日 (月)

冬景色    宮城県川崎町小野

雪が続いた後の冬晴れの日、蔵王の雄姿を見にいつもの撮影ポイントへ出かけ、冬にしては濃い青空と雪雲のかかった山並み眺めてきました。外は零下の強風で長い時間は外にいられません。しんと冷えて人影もない田んぼは遠い春を待っています。

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 冬景色  文部省唱歌

3番

  嵐吹きて雲は落ち

時雨降りて日は暮れぬ

   もし燈火の漏れ来ずば

 それと分かじ野辺の里

 歌詞の中でイメージに近い部分を選びました。

 歌詞を読むとこの歌は北国の冬ではないのです。麦ふみ、小春日、時雨などはこちらの冬にはありません。とはいっても冬の題がついて冬を歌う日本の歌はほかに見当たらないのです。“冬の星座”というのがありますが外国のものの訳詩です、“冬のもてこし”というシャンソン風の佳曲もありますが内容は春の歌です。

 どなたか冬の野や里景色を歌ったのをご存知であればご教示下さい。

用紙はセザンヌ56×38cm、絵具はシュミンケのチューブタイプです。

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2012年1月 5日 (木)

雪やこんこ   山形市岩波

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雪  文部省唱歌

 雪やこんこ 霰やこんこ

 降っては降ってはずんずん積る

 山も野原も綿帽子かぶり

 枯れ木残らず花が咲く

 2番では“犬は喜び庭駆けまわり”とありますが最近ではそういう野生的な飼い犬は見ません、みんなこたつで丸くなるようです。

 日本のうたのなかで雪や冬のうたが少ないのに気がつきました、春や秋のはすぐ思い出せるのですが。

「冬景色」という文部省唱歌もありますが歌詞を読むと、小春日とか時雨などの晩秋の季語があるので冬ではないのが分かります。

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用紙はアルシュ 50×35cm。絵具はレンブラントです。

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2012年1月 1日 (日)

鎮魂の夜明け    松島

年が明け、今年は辰年、天駆ける神通力で一挙に復興させてほしいと願います。

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 松島の中心部は島々が防波堤になり大きな被害を免れ、天然の美が残されました。しかしほかの海沿い地は大きな被害を受けています。

 今年のテーマを色々考えていました。ラジオから流れた「天然の美」という古い歌を初めて通して聴いてなんていい歌なんだろうと感激、「よしこれで行こう」。今年は日本の四季の歌を主なテーマにします。

・ 天然の美 二番

春は桜のあや衣

秋は紅葉の唐錦

夏は涼しき月の絹

冬は真白き雪の布

見よや人々美しき

この天然の織物を

手際見事に織りたもう

神のたくみの尊しや

         同 三番

 うす墨ひける四方の山

くれない匂う横がすみ

 ・・・

 

用紙はW・ワトソン、70×35cm、絵具は日本画用水性絵具の吉祥です。

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