« 「夏は来ぬ」にはまだ遠く    蔵王 | トップページ | 北の雪は下から降る  宮城県川崎町川内 »

2012年2月 1日 (水)

孤影、井土の松   仙台市若林区井土

仙台市の海岸から15kmの距離にあり、頭上を越えた津波に耐えて雄姿を見せてくれていた井土の一本松が気になって様子を見ています。

1

 定期的に観察をしていますが夏から次第に元気がなくなりこの冬の寒風にさらされ水路に映る影がさびしいです。

幹はしっかりしているようなので栗松の強さを見せてこの春に新葉を出してくれることを祈りつつ現場を離れました。

周囲のがれきは片付いていますがそれゆえに海辺の厚かった海岸林が疎林になってしまったのがよく見えてしまっています。たくさんの人々が暮らしていた藤塚の浜も無人の荒野になってしまいました。

用紙はアルシュ、50×35cm、絵具はシュミンケです。

2  昨年4月にUPした同じ黒松の画像です、反対側から見ています。

にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ

↑ ブログランキング参加中です。気に入って頂けましたらクリックの応援をお願いいたします。

|

« 「夏は来ぬ」にはまだ遠く    蔵王 | トップページ | 北の雪は下から降る  宮城県川崎町川内 »

コメント

こんにちは。

若林地区というのは地震が無ければ知らなかった地名です。古人の知恵の防波林もわびしいですね。松は冬枯れだからかな?春になると徐々に回復してきたら感動ですね。

この絵などを記録に、後世に語り継がれるといいなぁと思います。きっと、数百年、また今が大昔になるころに災害はやってきますものね。

投稿: KUROKAWA | 2012年2月 1日 (水) 09時06分

パースのようなシャープな線が、甘ったるい叙情を排して、悲劇をストレートに訴えているようです。
元気に復活してくれますように。

投稿: てくてく | 2012年2月 1日 (水) 09時45分

KUROKAWAさん、こんにちは。
 夏から葉が褐色になってきていたのでこれはだめかなと思っていました。木は身を守るために自ら葉を落とすこともありますので命が続いていることを祈っています。
 仙台市の海岸は堤防がない砂浜でしたので防潮林の松たちは津波の直撃を受けてなぎ倒されてしまいました、復活には長い時間がかかります。

投稿: 杜しま | 2012年2月 1日 (水) 11時10分

てくてくさん、こんにちは。
 今日も寒い日です。
 今回は記録のつもりで描きました。春の芽吹きを祈っています。南北3km、東西1kmの被災農地の中に唯一立っている木です。
 

投稿: 杜しま | 2012年2月 1日 (水) 11時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/143861/43941451

この記事へのトラックバック一覧です: 孤影、井土の松   仙台市若林区井土:

« 「夏は来ぬ」にはまだ遠く    蔵王 | トップページ | 北の雪は下から降る  宮城県川崎町川内 »