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2012年4月 8日 (日)

春景色  新しい画用紙 ヴィファール(VIFART)

 私が絵に正面から向き合うようになったときに使い始めた画用紙がコットマンだったので親しみがありましたが昨年モデルチェンジで発音しにくいヴイファール(VIFART)になりました。なかなか仙台までは入らなかったのですがようやく出てきました。

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試用した結果は旧コットマンとそれほど大きな変化はないようで安心しました、しかも変らずお安いのです。でもせっかくのモデルチェンジですからもうちょい色白になってくれると嬉しかったのですが東洋系の肌色は変りませんでした。とはいっても春景色にはよく合います。

 サンプル紙(荒目、中目、細目)を画材店から預かって試し描きを作りました。お店においてお客さんへの説明用に使って頂きます。絵具はシュミンケホラダムのチューブタイプです。

 左から荒目、中目、細目の順です。A4判の用紙を3枚並べて隙間をあけて水張りしたら襖絵風のおもむきになりました。青空と季節の梅2種と桜3種をメインにテストです。筆に伝わる使用感は、荒目はアルシュふう、細目はファブリアーノ細目みたいで中目はその中間といったところ。

発色はわずかの差ですが荒目中目細目の順によくなりますが細目は地色のクリーム色が強く出ます。地色の影響が強いところは同じ国産のワトソンと異なる点です。 でもワトソンは水張りの際の縮み方が強烈で水張りテープを乾燥につれ引き裂いてしまうのが困りものです。残念ながらこの点では高価でも輸入紙にかないません。

画材店の店長さん(美人)のご意見は、目が細かいと絵具が表面に集まるのではないかとのことでした。アヴァロンのように撥水性が強い紙のように絵具が表面を漂うことなく適当に染み込むのがいいようです。でも細目の紙は線からはみ出して「あ、しまった」とすぐテイッシュでおさえてもだめです、このあたりはファブリアーノ細目と似ていますがその点では荒目はのんびりしたところがあって使いやすいです。

 いずれにしても水に濡れると波うちが大きいので水張りをしたほうがいいです、しかも伸縮率が大きいので大きい紙は注意深く手早く行うことが必要です。また周辺部分が先に乾くようにしないと水張りテープが引っ張られて裂ける恐れがあります。

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コメント

こんにちは!

 ヴィフアールの検証とその他紙の知識、参考になりました。

 ひとつ購入したら描く枚数がそれ程多くなく、半年以上はもつので、紙に慣れることで対処し、あまり深くは追及できないもので。(^-^;

 今はウォーターフォード荒目に移行して行っています。アヴァロンもあるのに、一通り買ったので、この調子で描いたら2,3年はもちそうです。

 屏風の絵、いいですね。こんな見本を置いてある画材店は見た事ありません。

 ペンの水彩画が描きたくなります。線で形を取っている分、明暗をつけすぎないので、色鮮やかさが魅力だなぁって感じます。
 

投稿: KUROKAWA | 2012年4月 9日 (月) 08時02分

KUROKAWAさん、こんにちは。
 おいそがしいのは終わったようですね。
 ヴィファールはなによりもお安いのが魅力です。いまのところF8までですがそのうち大きいサイズも出てくるでしょう。
 残念ながら地色が強すぎて全体に黄色っぽくなるのが困りものです、場合によっては長所にもなりますが。同じような構図でワットマンでも描きましたがあまりに発色が違うので画材店のスタッフがあぜんとしてました。

 いろいろ紙遍歴をしていますがそれぞれ特徴があるので使い分けが楽しいです。反対に以前ウオーターフォードのサンプル紙で5つのメーカーの絵具を使い分けて5枚の色見本を作って画材店にあげました、今でもお役に立っているようです。
 
 ペン描きから入るとエッジがきっちりするので色が鮮やかに出せます。でもやりすぎると水彩画のふんわり感がなくなりますね。

投稿: 杜しま | 2012年4月 9日 (月) 09時58分

コットマンは私も絵に入った頃使用していたので
親しみがあります。
ヴイファールですか、まだ見ていません、
やはり白地でないと扱いにくいかもですね...
サンプル紙(荒目、中目、細目)、これは説明とともに判り易い、
良いお仕事されてますね〜

投稿: エミ | 2012年4月10日 (火) 21時50分

エミさん、こんにちは。
 コットマンは水彩画を始める人はたいてい使っていた紙ですね。みんなここからスタートして高級な紙に移動していきます、まあふるさとの紙というところでしょう。
 紙だけ見ると白く感じるのですが絵具を塗ったらあれ?というところでした。手始めに標準にしているシュミンケを使ったのですが相性があるのかもしれません。これからほかの絵具も使ってみます。

投稿: 杜しま | 2012年4月11日 (水) 12時43分

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