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2012年5月

2012年5月28日 (月)

薫風に誘われて川へ  それ行けトマト号“トヨタiQゴー”

 今、フライフィッシングには絶好の季節です。お天気がよくてひまならなぜ行かぬと釣りの神様が言っているかどうか。

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 うちから30kmほどの足場のいい小河川のほとりにトマト号を寄せていざいざ。 トマト号はこれまで乗っていた4輪駆動の半分しかない最低地上高ですから慎重にそろそろと行きます。

 この季節の川辺には白い花が多くなります、絵の左にあるのはヤブデマリ、右はウツギ(うのはな)です。ヤマフジも盛りで香りがただよっていました。ハリエンジュやノバラ、スイカズラなども間もなくです。

 魚さんは出てきませんでしたが持参の熱いコーヒーはおいしかったです。

 用紙はワットマンF8、絵具は初めてのホルベインです、クリアな発色は良いですが輸入品に比べて色の密度が浅いなという印象でした。でも輸入品の1/3から1/5くらいのお値段ですから立派なものです。

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2012年5月25日 (金)

山野は初夏色  仙台市青葉区栗生から

 自宅から10kmほど離れた国道48号沿いの高台の造成地からの風景です。以前から下をとおるたびに見晴らしがよさそうだなと狙いをつけていました。よく晴れた日を選んで上って見ると予想を超える好風景が広がっていました。

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 泉ヶ岳(1250m)のうしろに残雪の船形山(1500m)、その下にはゆるやかな丘に沿った森や畑が広がります。

 実際にはヤマツツジのあたりから下にはコンクリ建物がたくさんありますがそれを入れたくないのでこんな極端な横長画面になりました。遠景の丘のところどころにも家がありますがそこは絵描きの特権で都合の悪いものは見えないのです。

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用紙はWワトソン 71×17cm、絵具はシュミンケです。

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2012年5月22日 (火)

5月の里はさわやか色  仙台市泉区朴沢高野原

 仙台市の一番北にあたる集落です。泉ヶ岳の山麓の谷間に10軒ほどのいずれも立派なつくりの農家が整然とならんでいます。

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 私の定点スケッチポイントで四季それぞれに美しい山里風景を見せてくれるところです。

用紙はワットマン 75×35cm、絵具はシュミンケです。

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2012年5月18日 (金)

花はどこへ行った、レンゲ草 仙台市青葉区西川前

 レンゲ草は植物分類学ではゲンゲと名づけられています、こんなに美しく昔から呼ばれてきた名前をどこの学者さん?と言いたいところです、ゲゲゲの鬼太郎じゃあるまいし。漢字では花たちが蓮華座のように咲くことから蓮華草と書きます。

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自分の目でみてから描きたくて3年間探していたレンゲの花を偶然見つけました。かってはどこの田畑にも見られた農地の肥料植物でしたが今では見つかりそうで見つかりません。いつのまにかメダカのように希少種になるのでしょうか。

新緑の色を楽しみに出かけたロケハンで小学校跡地らしいところを地区の集会所に再利用した前の畑にレンゲの里という看板がありそのまわりにありました。

画集などではピンクや紅色に描かれることが多いですが、ここのは藤色と白のグラデーションです。分類的には知りませんでしたが花を見た瞬間に、あ、マメ科だと分かりました。花ひとつひとつはフジやハリエンジュと同じつくりの花です。

ミツバチたちが、おらあかせぎ時だ!といわんばかりにせっせブンブンと飛び回っていました。

    “春の小川”  文部省唱歌

    春の小川は さらさら流る

    岸のすみれや れんげの花に

    においめでたく 色うつくしく

    咲けよ咲けよと ささやく如く

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用紙はアルシュ50×35cm、絵具はシュミンケです。

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2012年5月15日 (火)

荒野の菜の花、健気   仙台市若林区種次

 辛い風景です、この先にたくさんあった家々はみんな消えてしまいました。でも記録と思って描いています。絵には入れませんでしたが街道沿いのわずか1軒の中古車屋さんが壊れた車庫を復旧して営業を再開していました。

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 仙台市若林区の沿岸部の種次の田畑は堆積した砂が取り除かれて以前の区画の姿が戻りつつありますがまだまだ荒野の姿のままです。でもその一角で菜の花が伸びて花を咲かせていました。

地区内を見て回ったところ水路の土手や再建が始まった家の周囲の畑などにもたくさん咲いていました。あらたに植えたわけではないのに驚くべき強さです。

海水に浸かった田畑でありながらその健気な黄色に元気をもらいました。 

6 昨年330日はこんな状態でした。

用紙はWワトソン50×35cm、絵具はシュミンケです。

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2012年5月11日 (金)

オオシマザクラに涙する   仙台市若林区 海岸公園

  仙台では珍しいオオシマザクラが津波をかぶったのに咲いているのを見つけたのは昨年の震災直後の現地調査の時でした。海からわずか500mのところです。昨秋には葉が枯れ落ちた状態でだめかなと思っていましたが樹勢を回復していました、その命の力によくまあがんばったなあと涙しました。

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花より葉が先に出て白い花が特徴の伊豆大島原産のサクラです。海風に強いけれど暖地性のサクラですがなぜか寒い仙台の海岸に植えられていました。

昭和40年代にごみ埋立地になった沼地が丘になりその斜面部に何本かありました。公園化されたのは平成に入ってからですから埋め立てが終了した際に誰かが修景のために植えたのでしょう。造園的には無謀でもオオシマザクラを選んだ人の蛮勇?に驚かされます。ちなみに幕末期にこのサクラとエドヒガンの交配から生まれた変異種がソメイヨシノです、また和菓子のさくらもちを包む葉はオオシマザクラの葉を塩漬けにしたものです。

 この高みは8mの津波から公園スタッフや住民の命を救いました。

 かっては厚い松林だった周囲は裸地化してしまい津波で運ばれた土砂を集めるストック場になっています、この土砂は堤防がわりの道路のかさ上げに使われるとのことです。

 用紙はファブリアーノ50×35cm、絵具は空だけ吉祥、ほかはラウニーです。

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2012年5月 7日 (月)

山里の春が盛り  山形市高瀬

 今年は春が10日くらい遅れ、郊外ではヤマザクラがまだ花を見せてくれています。しかしこのところ季節はずれの大雨や雷、北関東では竜巻まで出現する不安定な毎日です、穏やかな初夏を願うばかりです。

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アニメ映画「おもひでぽろぽろ」の主舞台はここ高瀬です。訪れるたびにいい風景だなあと心豊かにしてくれます。

細い道は旧二口街道で戦国時代には仙台方面への進出をねらった最上勢が何度となく進軍しました。峠を越えた仙台藩の秋保地区にはいまでもその備えのために作られた足軽集落が残っています。

用紙はヴィファールのF8、絵具はシュミンケです。ヴィファールの地色が春景色に良く合い好評でした。

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