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2012年7月

2012年7月28日 (土)

夏がきました船形山  宮城県大衡村

 たまに30℃を超えるとこちらは地元ラジオが暑い暑いとひと騒ぎです。

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 そんな中無謀にも自分のスケッチポイントのひとつで船形連峰とふもとの山なみが波のように重なるのが見える丘に現場スケッチに行きました。丘の上なので涼しい風が吹き抜けて冷たいコーラがおいしかったです、でも木陰のないところで直射日光が画板に水張りした紙に反射してまぶしいことこの上なしです。紙も極度の乾燥でパリパリ言い出したので写真ではよく見えない微妙な山襞のラインをささっと線描きして退散しました。

 

 早々に帰宅してシャワーを浴び、缶ビールをあけてぐい 「うー、しあわせ!」、大の字になって昼寝、現役の人たちには申し訳ないけれどリタイア人生金はないがいいもんだ。40年休まず遅れず働いたんだもの。

 

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用紙はWワトソン、75×35cmです。

 

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2012年7月25日 (水)

かぐや姫のお迎え 暑い日のジョーク

 暑いので少し涼しい絵をと思ってイメージをふくらませて描きました。

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 「債務が残っておるぞ」 なんて債務者ビジネスのCMのセリフを思い出しながらです。

 

  用紙はNTケントラシャの青色、27×23cm、絵の具はホルべインガッシュです。

 

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2012年7月22日 (日)

おくのほそ道   宮城県岩出山町(現大崎市)玉造

 前記事の家から500mほど離れたところに、よく似たたたずまいの二軒の家が。花渕山を背景に寄り添うように並んでいました。このあたりで縄文から平安時代の人たちの暮らしの遺跡が発見されました、玉造遺跡です。その人たちと同じ山の風景を見ているわけです。


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 そんな時間の流れを感じながらのびをして深呼吸をするととてもいい気持になりました。

 列車は陸羽東線、新庄で陸羽西線に乗り換えて酒田まで行くことができます。。

 

 

 用紙はワットマン26×24cm、絵具はLUKASです。

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2012年7月20日 (金)

おくのほそ道   宮城県岩出山町玉造(たまつくり)

 おくのほそ道の旅で芭蕉主従が平泉から山形に向かったせまい古街道を走っていると一軒のかやぶき農家が道沿いにありました。車を止めて少し離れたところからの広い田園と背景の花渕山(985m)がつくる好風景を切り取りました。芭蕉の時代にこの家があったかどうかは分かりませんがトタン屋根を板葺にして旅人を描きこめばいいかなとイメージがふくらみましたがやめました、いずれまた。

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 ここ岩出山(いわでやま)は伊達政宗が仙台城へ移るまでの間居城を構えていたところです。その後は分家の殿様が明治まで治めていました。若いときその直系の方と若干ご縁がありましたがまことに品のよい素敵な文化人でご本家より活躍されていました。当時家1軒と同じくらいの金がかかるプロ用の16mm映画の撮影機を携えて山登りをされていたので殿様は違うもんだなあと恐れ入った思い出があります。

 

紙はワットマン27×24cm、小さいですが9月の個展の販促用の小品です。試しに裏を使いましたがところどころで滲み出しがおきました。 長い時間ストックしていたせいかもしれません。

絵具は初使用の独LUKASです。LUKASはドイツ製ということから重心の低い暗色系かと思いきや山や田園の明るい緑や青がよいのは予想外でした、その反面杉木立の暗くて深くかつ鮮やかな緑の表現がイメージ通りにできませんでした。このあたりは当面他のメーカーの色で補強しなければならないようです。輸入されているのは48色ですが黒い森の風景がある国ですからそんなはずはない、売れれば強化されることを期待します。使い慣れたシュミンケやペリカンとは異なる使い勝手と発色なので面白いです。

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この絵は売れました、ありがとうございました。

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2012年7月17日 (火)

梅雨のひと休み静謐の谷間    仙台市太白区坪沼 板橋

 

 梅雨のさなかですが日射しが出たのを幸いとロケハン、トマト号に乗って出て見つけた谷間です。 

 仙台市内でも独特のたたずまいを残す太白区坪沼の東の谷間に板橋という地名のところがあります。10軒ほどの農家で構成される集落で買いものひとつでもひとやまふたやま越えて出かけなければなりません、しかもどの道も車1台の幅しかない峠道です。

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 わざわざ入り込むよそ者の車(私のような物好きは別として)もなく静けさが満ちています。遺跡もあり歴史の古い集落ですから各家間の濃密な関係が想像できます。

 

 谷の一番奥の小山に登って写真を撮りました、誰もいないように見えて、きっと「赤い車に乗ったよそ者が歩いているぞ,なんだべ?」と村じゅうで見ているはずです。

用紙はWワトソン 70×33cm、絵具はホルベインで国産の組み合わせです。

 

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2012年7月12日 (木)

羽後の家4枚目   秋田県羽後町田代

 羽後の家4枚目でとりあえず1クールおしまいです、でもまだ素敵な風景があります、また別の視点で描きます。

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 街道沿いの大きな家です、家の周りに雪囲いの支え棒がまだそのまま残されています。屋根補修に使うヨシを束ねたものを回しがけて屋根からの雪から家を守ります。取り外しはけっこうな手間なのでもしかすると次の冬までこのままかもしれません。

 

 屋根の雪を積むスペースをわずかに残し道路に直接面していますがもしかすると反対側(東側)がおもてかもしれません、でもあまりうろうろすると不審者に思われることもあるので確認しませんでした。次の機会に確認します。

 用紙はストラスモアインペリアルF8、絵の具はレンブラントです。

 

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2012年7月 9日 (月)

羽後の家    秋田県羽後町田代

 羽後の家3枚目です。幹線道路沿いにありました。この地方の伝統的な中門造りではなく直屋(すごや)2階つき構造です。

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屋根が2階部で明り取りに開いている姿は山形県の月山山麓の田麦俣にある兜造りに似ていますが兜造りは短辺方向に開いています。ここのは90度違い長辺方向です。たぶん2階部分は居室ではなく蚕部屋か穀物の冬越しの貯蔵庫のどちらかでしょう。小さく見えますが左の建物と比べると大きさが分かります。

 右の家は改装の最中でした、壁にボードをはり、萱葺き屋根にカラー鉄板をかぶせる工事です。今頃は違う外観を見せていることでしょう。

 ここも庭がないのです、後ろに広い農地があるにもかかわらずです。

 用紙はウオーターフォードF8、絵具はレンブラントです。

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2012年7月 5日 (木)

中門造りの家  秋田県羽後町田代

 地区の幹線道路沿いで見た羽後地方の伝統的な中門造りの大きな家です。前記事の家と同じく庭らしいものはありません、へいや垣根もなく戸を開ければ道路から家の中まで見えてしまいます。不思議です。

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畑の一部にシャクヤクの花が盛りでそこに傘が立っていました。家の人の花へのやさしい心遣いが感じられます。

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8  川をはさんだ対岸からこんなふうに見えます。

 用紙はヴぃファールF8、絵具はレンブラントです。クールなウオーターフォードに比べ地色もあり暖色系の感じになりました。

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2012年7月 2日 (月)

萱葺き屋根の里 んでまず1枚  秋田県羽後町田代

 前記事の線描きにまずはこの地区を代表する中門造りの大きな農家です。母屋から大きな出入り口玄関が突き出している特徴があります。

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 ちょっと見には岩手の曲がり屋と似ていますが岩手のは鍵形でこちらは凸形です。内部も異なり、岩手のは突き出し部分は馬屋でこちらは玄関出入り口です。

 見て回っていて建物の敷地で気がついた特徴があります、それは各家に庭園がないのです。宮城や山形の農家には親子何代かで手をかけたような庭がほとんどついています。それがないのです、土地が狭いわけでもないのですがそれゆえ道路から家の中までまる見えです。山間の土地ゆえ庭なんぞこしらえるより少しの土地でも畑にして収穫をあげなさいという殿様の指示があったのかもしれません。

用紙はウオーターフォードF8、絵具はレンブラントです。暗めの描写が得意のレンブラントですがここは明るめに使いました。

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