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2012年11月

2012年11月28日 (水)

交流電化発祥の駅 仙台市青葉区作並

 JR仙山線の保線基地としての機能も併せ持つ作並駅です。2008年に新しくなり、作並温泉へ向かうお客が降ります。旧関山街道の作並宿でもありました、宿場の集落は500mほど離れたところにあり昔のたたずまいを残しています。

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 ここは現在の日本の鉄道ではあたりまえになっている交流電化の実験基地として使われその技術は全国へ広がりここも1968年に交流電化に切り替わりました、構内には記念碑があります。それまでは発電所からくる交流電源を直流に変える巨大な変換装置が必要だったわけです。これは真空管ラジオを作ったことのある人ならすぐわかる大変なエネルギーロスでした。

正面の特徴ある姿の山は地区のシンボルの鎌倉山でゴリラの横顔に見立ててゴリラ山の愛称もあります。

山のふもとにはニッカウイスキーの宮城峡蒸留所があり、工場内の売店ではここだけでしか買えない各種のシングルモルトが売られています。500cc入りで6500円から2万円まででちょっとお高いですがいいものです。この時はシェリー樽熟成の12年ものをもとめました、度数は55度、ちびちびとなめています。

山も駅も看板も見せたいと角度を変えて描きこんだら道が倍くらいの幅になってしまいました

用紙はアルシュ55×25cm、絵具はレンブラントです

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 この絵は熟れました、ありがとうございました。

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2012年11月24日 (土)

仙台市青葉通りの秋

 

いつもお世話になっている青葉画荘さんの青葉通り店の3枚目、秋バージョンです。

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 お店の看板娘の笑顔にのせられて四季を描くことになってしまった3枚目です。さて最後の冬バージョンはどうしようか思案中です。原画はお店に差し上げました。

9 第1作の新緑バージョン

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  用紙は本来パステル画用のキャンソン・ミ・タントを縦に二つ割した76×28cm、絵具はターナーのアクリルジャパネスクです。ケヤキの黄葉にいいかと考え紙の地色は茶色を選びました。

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2012年11月20日 (火)

さあ峠越え、番所だ   宮城県加美町宮崎 寒風沢

 前記事の分校のところからさらに奥へ1kmほどすれ違い不可の細い道を行くと寒風沢番所跡(1631年設置)があります。右の小高いところにある家のところです。この先には人家はなく林道と若干の田畑があるだけです、寒風沢古道もそれをたどることは無理です。 

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 往時はここから吹越峠、翁峠を経て山形県尾花沢へ通じていました。尾花沢は関西との紅花交易による豪商がたくさんいたところですから仙台藩にはない珍しいものが運ばれたことでしょう。

 藩政期には番所周辺に足軽が5軒、前記事の分校周辺と合わせて13人が分散配置され農耕をしながら番所勤務と街道の密貿易監視をしていたそうです。今地区に残る家もそのくらいの数です。

 藩命とはいえ町場から遠く離れた寒い山中に配置された足軽たちはさびしかったでしょう。でも主家の目の届かないところで交易人から最新情報を聞いたりなにかを上納させたりして案外お気楽な生活をしていたのかもしれません。

 用紙はラングトン55×36cm、絵具はレンブラントです。

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2012年11月17日 (土)

古道が交わるところに分校  宮城県加美町宮崎 寒風沢

 寒風沢はさぶざわと読みます。古くからの地名ですがたしかに西の峠から寒い風が吹き抜けるような印象の谷です。右の家の後ろに寒風沢川が流れています。

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 前記事のところから少し奥へ進むと寒風沢分校跡があります。今は地区の集会所として維持されています。開校は明治15年、閉校は昭和58年で100年以上地区の中核施設としてありました。それだけの数の子供たちもいたわけですが今はここに5軒、奥に3軒、手前に数軒です。数年前まで二つ石ダム工事が行われていて賑やかでしたが今は元通り静かになりました、立派になった道路だけがその名残です。

右へ行く道は田代道、奥へいくのは寒風沢道、いずれも藩政期には峠を越えて山形最上地方との交易路でした、というより密交易路のようです、で、どちらの道にも足軽数人が配置され番所を作って監視にあたっていました。右のお宅もなにか由緒ありそうです。

 

 用紙はアルシュ 50×35cm、絵具はレンブラント、空だけ吉祥です。

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2012年11月12日 (月)

田川の里の秋景色   宮城県加美町宮崎 寒風沢

 旧宮崎町(現加美町)の中央を流れる田川に沿って上って行きました。地名も寒風沢となり谷間らしくなるあたりに3軒の大きな農家が身を寄せ合うようにあり山なみと春まで休みの田んぼとあわせて明るい風景を作っていました。作業小屋がたくさんあってにぎやかですがよく見ると住居は3軒、濃密な人間関係が想像できます。

 峠のむこうはは山形県最上町で、藩政期に2本の間道があり行き来がありました。山中に番所跡も2か所あります。

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 用紙はアルシュ56×50cm、変わったサイズですが実は青葉画荘さんでカット残半端が出たのであげますといわれたものです。絵具はレンブラント、空だけ日本画用吉祥です。大面積の空がむらなく塗れるとそれだけであらかた完成した気分になります。

 この谷間の風景は奥へ進みながらあと2枚いきます。

 

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2012年11月 7日 (水)

里はいっとき秋の色  青葉区青野木

 仙台市の都心から10kmほど西へ行くと同じ青葉区かしらと思うほどのんびりした農村風景があります。そのひとつ青野木(あおのぎ)地区の短い秋のひとこまです。ここは合併前は宮城町という農山村地でした。

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 用紙はアルシュ、50×35cm、絵具は日本画用吉祥です。相性はこのような対象にはベストで、特に空の青がむらなくきれいに出せます。

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2012年11月 3日 (土)

石んこ地蔵さんのお庭   川崎町今宿 石神彫刻工房

 今年の紅葉は残念ながらいまいちの色づきですがそこは絵ですから昨年のイメージで色を塗りました。

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 ここは川崎町の中心を流れる北川のほとりで石を素材にされている彫刻家の自宅兼展示場です。大型の抽象作品もありますが中心はやさしい表情の石んこ像です。お地蔵さんから母子像、群像などたくさんの作品が野草園のようなお庭にならんでいます。

ひとつひとつの表情はなんとも愛らしく心が癒されます。

お客の応対は作家さんの奥さん兼マネージャーです、とてもお話し好きで元気な方です。季節の良いうちにぜひ訪れてみてください。来年作る予定の画集第2集の中に石んこたちの姿をさし絵にして入れたいとお願いしたところ快諾して下さいました。


5 案内パンフです。

用紙はウオーターフォードF6、絵具は日本画用吉祥です。

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