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2013年10月16日 (水)

津波に耐えた大木2本  仙台市宮城野区新浜

 津波に襲われた沿岸部の樹木たちのその後を追いかけています。9月はじめの調査からです。この絵は今月末の造園学会東北支部会の発表に使います。

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 ここは、海から1kmほどのところの古い高密度の集落でした。このお寺を残してすべての家がなくなりましたが修復や建て替えが少しずつ進んでいます。そのなかでお寺のイチョウとケヤキの大木が葉を茂らせていました。全て倒された墓石が復元されているのは人々の先祖への思いでしょう。
 左のイチョウは仙台市の名木指定を受けていて樹齢350年と記されていました。昨年樹木医により手当がなされたそうです。右のケヤキも樹齢は同じようなものだろうと想像します。

 津波をかぶった樹木のうち、アカマツ、スギは全滅、クロマツ、ケヤキ、イチョウが生き残っています、イチョウは沿岸部には少ない木ですが先月に記事UPした岩沼市の神明社の大イチョウとともに生命力に打たれました。

 用紙はハーネミューレバンブー48×36cm、絵具はホルベインです。

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コメント

 昨日県の美術展の展示に行ってきました。大作の中におかれていました。それはそれでいいのですが、しゃがんで見なければいけないような展示は疑問です。何点かは同じ状況でした。
 ところで風景の中で樹木も描きますが、
杜しまさんの深さには敬服です。伊豆大島でもそうですが、過日当地区でもゲリラ豪雨があり、伐採した山から大量の土砂などが流れ出し、大きな被害がありました。自然との関係を維持する必要を感じます。風景を描くことが中心ですが、そのことで何かできればと思います。ご健闘をお祈りいたします。

投稿: 哲 | 2013年10月18日 (金) 21時32分

哲さん、こんにちは。
 スペースの問題もあるのでしょうがしゃがんで見ないといけないような展示は作者に失礼ですね。
 長いこと公園緑地の設計に携わってきたので樹木やその表現には神経質になってしまいます、ある意味職業病でしょう。
 そちらでも被害がありましたか、ご無事ですか。
 なにげないけれど美しい農山村の風景を描いて発信することにより人々にその風景の価値を伝えられればいいなと思っています。

投稿: 杜しま | 2013年10月19日 (土) 00時10分

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