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2013年11月16日 (土)

雨上がりの谷間に家2軒  岩手県田野畑村猿山

 台風の大雨がやみ宮古から久慈への国道45号の途中たまーにある信号で一時停止、左へ行く道がなんとなく風情がありそうで左折、県道44号を西へ。峠のトンネルを越えて下って行くと、岩泉町との行政界近くの谷間に家が2軒寄り添っていました、1軒は伝統の曲り屋構造です。地図で見ると猿山という地名のようです。

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 雨上がりのため田んぼには水が溜まり湿気が谷に満ちていました。

  稲のはせがけをよく見て驚きました。ふつうは2段重ね(作業の際に背が届く高さ)ですがここのは5段重ねの垂直型です、高さは5m超。遠野まで行くと見なくなりますが北上高地の集落では普通のようです。狭い谷間ゆえでしょうが材木を組む、稲を掛け外しする作業は高齢化の進む今大変だろうと思いました。しかも中央部のは斜面に設置してあります。

用紙はミューズ社の新製品ランプライトです。51×31cmに切りました、アルシュの小全紙サイズと同寸です。絵具はシュミンケです。
 水張り時に刷毛で強めにこすって使いましたが弾きの強さは残り、杉林の暗部の表現にてこずりました、暗色がのらないのです。塗り重ねると先に塗った絵具が散ってエッジ部に寄ってしまい木の中央部が薄くなります。また重ねるまた散るの繰り返しで、こういう表現には濃いめに溶いて一発仕上げで行く必要があります。

 ブログランキング上位におられるくどうさとしさんにお聞きしたらオックスゴールを少し使うといいですよとのアドバイスを頂きました。持ってはいましたが使い方がわからずにいました。ありがとうございました。

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コメント

おはようございます。県道44号は私も良く通る道です。45号からの入り口、大芦に妻の伯母さんが住んでいました。さすがの嗅覚です。
 私のうちも農家でしたから、同じはせが家の脇にありました。6~7段ありました。素材は栗の木でした。昔はまっすぐな栗の木が沢山あったのだと思います。最初は稲の束を投げ上げてもらい、高い所は棒にさして渡してもらって、かけていました、両足で踏ん張って受け取るのです。
 小国周辺のはせがけ、後日アップする予定です。2段です。
 それにつけても、ワトソン・ニュートンの私には追いつけない感じです。ちょこっと別の用紙を使ったりはしますが。
 次はどこのわき道にそれるのでしょうか、普段見慣れた風景からの発見に期待しています。

投稿: 哲 | 2013年11月17日 (日) 07時37分

哲さん、ありがとうございます。
 あれまあご親戚がおられたのですね、交差点のところにりっぱな家があり印象に残っています。大芦トンネルを抜けたところからの紅葉の山なみが素敵でした。
 この後また曲がって目名の山間地へもぐりこみましたが絵にしたい風景には会いませんでした
 はせがけの材料は栗でしたか、枕木にも使われた丈夫な材ですからなるほどです。それにしても危険で大変な労働です。こちらでは1本の棒にみの人形みたいに掛ける省資源型も多いです。
 絵が売れることもあまりないので、目的と手段を逆にしてしまい用具のコレクター化して微妙な違いを発見して楽しんでいます。ニュートンはもっとも派手というかどすのきいた発色をするようです。手に入りやすくプロの方も使う人が多いです。
 
 

投稿: 杜しま | 2013年11月17日 (日) 12時43分

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