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2014年3月14日 (金)

原点の風景  宮城県大和町沢渡

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 私の絵の原点になった風景です。14年前の5月に仕事でここへ来た時あまりに美しい山里の風景に魅了されました。残雪をたっぷり残した船形山(1500m)、静かにたたずむ農家、きれいに整えられた田んぼなど、その後四季を追いかけてもう何枚描いたか覚えていないほどです。

 この集落は古街道の集落でもあります、江戸時代以前から船形山を越えて山形側へ行く街道がありました。今ではその痕跡も少なくなりました。この先には藩政期に御用林の管理や街道の監視役の集落が二つありそれぞれに小学校の分校ができるほどの人が暮らしていましたが今は無人です。ここが山へ向かう最終の集落になります。

 用紙はアルシュの小さめ、24×19cm、個展の残スペースに合わせました。絵具は日本画用水性絵具吉祥です、きりりとした発色が持ち味です。

 11   この奥の渓流は私のイワナ釣りのフィールドです。用紙はファブリアーノ極細目F8、絵具はラウニーです。

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Photo_2  4月1日から個展です。

 

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コメント

こんにちは哲です。
春ですね、いつもと多少雰囲気が違う感じがしたのは絵具だったのですね、色味とグラデーションがとてもいい感じです。家々の色も画面を引き締めていて存在感があります。広い空がうらやましいです。
尺岩魚の狙いはスナムシの成虫でしょうか、子どもの頃は「アガリコサガリコ」と呼んでいました。

投稿: 哲 | 2014年3月14日 (金) 16時31分

哲さん、ありがとうございます。
 日本画用吉祥は神経質なところもありますがうまくはまるとほかの水彩絵具にはない効果が楽しめます。個展のギャラリーの照明が暗いのでそのあたりも計算して描きました。
 空のグラデーションは紙の大小を問わず一晩かけます、塗ってはウオッシュ、乾かしてはまた繰り返しをします。やわな紙ではドーサはがれがきて色穴ができたりもしますが、高級紙はさすがにそういうことはないです。
 尺イワナ狙いの餌釣りの時はカワゲラの幼虫(オニチョロ)か大きめのミミズでした、真夏にはアブの成虫をつかまえて使ったこともありました。最近はフライ釣りなので大物は釣れなくなりました。

投稿: 杜しま | 2014年3月14日 (金) 17時23分

こんにちは。


私は、とある画材屋の、ほっぺの大きな店員です。
今日、私は「ワーグマンは、荒目と細目、一枚で両方描ける」と先生に申し上げましたが、正しくは、中目と細目でした。
荒目ではありませんでした。
先生はご存知だとは思うのですが、気になったので、この場で訂正致します。


この青い色紙が、空になる。想像すると、私もいつもわくわくしています。

また素敵な絵を拝見させてくださいね。
ありがとうございました。


投稿: 千葉 | 2014年3月15日 (土) 19時00分

千葉さん、ありがとうございます。
 詳細なお話ありがとうございます。
 ほかにない面白そうな紙なのでどんなふうな成果になるか楽しんで使います。
 タント紙の青色は独特の輝きのある色なので在庫を大事に使っていきます。

投稿: 杜しま | 2014年3月15日 (土) 22時36分

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