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2014年5月

2014年5月28日 (水)

谷間の1軒家  宮城県岩出山町池月

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 前記事の酒屋さんの取材のついでにおくのほそ道の紀行で芭蕉が平泉から出羽に向かって歩いた上街道(かみかいどう)を取材しました。旧道は切れ切れですが保存状態のよい遺構があちこちに残っています。
 幹線道路から脇道に入りゆるやかな里山と農地が作る美しい風景が続く谷を詰めて行くと最奥の1軒家にたどりつきました。なにか用事でもない限り来る人もないところですからまるで似合わないわがトマト号は「なんだなんだ?」という感じで家の人に見つめられてしまいました。

 用紙はミューズ、タッチⅡランドスケープ40×25cm、絵具はホルベインです。この組み合わせは相性がいいようです。

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2014年5月24日 (土)

築80年の離れ屋 森民酒造  宮城県岩出山町

 前記事の森民酒造の敷地内の昭和10年建築の離れ屋です。ケヤキの若葉が春の光をあびて輝いていました。

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 ご主人からこの角度で描いてほしいとの依頼でした。庭の造作は建物を見せるために少し省略して描いていますが本体はできるだけ忠実に描きました。この絵を持参したところ喜んでいただきお店のPR資料として使わせてほしいとのこと、当然即OK、使用する際には作者の名前を入れることだけが条件です。
 会社PRとして使うのだからお礼をと言われましたが固辞しお酒一本を頂いておしまい。絵は持ち帰り前記事のと一緒に印刷用データ化したのをお届けしました。
 同じ敷地内の大正と明治の居宅2軒も描いてほしいとの依頼を受けました。合わせて登録文化財に立候補する予定とのことでした、当然即引き受けです。楽しみが増えました。

 用紙は独ハーネミューレのバンブー46×36cm、絵具は新緑ならこれのラウニーです。

 

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2014年5月20日 (火)

小さな城下町の大きな酒蔵森民酒造  宮城県岩出山町

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 仙台市街から北へ50km、仙台藩祖伊達政宗が仙台城を作るまでの約10年居住した岩出山(現大崎市)の町内に藩の学問所有備館に隣接しほぼ1町四方の大きな敷地の酒蔵がありブランド名は森泉(もりいずみ)です。メジャーではありませんがうまい酒です。おすすめは「しぼったまんま」という生酒でうす濁りがありすこし強めの18度の逸品です。四合ビン1300円ちょいでみごとにリーズナブル、ほかに6から8年熟成古酒もあり琥珀色の奥深い味です、お値段もほぼ同じです。

 たたずまいが気に入って勝手に描いてご主人に見せたところ気に入って頂き、「敷地内にある築80年の離れ屋を描いてほしい、ほかの建物と一緒に登録文化財に立候補する予定だ」とのことでした。即引き受けです、そういう話では地元としては協力するのは当然です。

 駐車場のすみに大きな鉄釜があったのでまさか五右衛門風呂ではなかろうとお聞きしたら「酒米を蒸す時に使う釜で同じ形のものをまだ現役で使っている」とのことでした。

 用紙はミューズ社ランドスケープタッチⅡ42×26cm、絵具はホルベインです。 ちょっと気になるところがあるので近いうちに描きなおすつもりです。

 

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2014年5月16日 (金)

関山峠新緑  仙台市青葉区作並

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 仙台から山形へ向かう国道48号、通称関山街道をのぼって行くと新緑のなかにミネザクラがちらほら咲いていました。みちのくでは新緑の初夏は紅葉とならんで山々がいちばん美しい色を見せてくれます。とくに新緑は木々の生命力に圧倒されます。

 

 用紙はワーグマン350gをA4に切りました。絵具は新緑はまかせろのラウニーです。

 

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2014年5月10日 (土)

雄勝石を素材として渓流のヤマブキ

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津波で壊滅してしまった宮城県の旧雄勝(おがつ)町特産の石材があります。スレートの名で東京駅の屋根材として使用されています。板状に割れるのが特徴です。
 これをキャンバスとして使用し作品を発表している方が仙台におられます。連休中に作品展があり行きました、同じものはない石の割肌の筋模様を生かした山や海が主な作品でその発想力とそれを具現化する精緻な描写には感嘆しました。
 「おれが描くんじゃない、石がこう描けと言うんだよ」と話をされていましたが納得でした。

津波の砂の下から掘り出された小片を頂いて真似をしました。とてもとても及ぶわけなどありませんでしたがいい経験を得ました。作家さんの絵具がなにかわからないのでアクリルで描きましたがどうも違うようです。金銀の輝きかたから見て日本画用の岩絵具ではないかと思います。

雄勝石20×18cmです、絵具はターナーアクリル・ジャパネスクです。はじめに紺色を全体に塗り、金銀で石の波目の凸部分を塗り流れを表現、次に白で白泡、黒で岩、最後にヤマブキを描いてでき上がりです。

 

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2014年5月 7日 (水)

七つ森夜桜  宮城県大和町たがら森

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  仙台市街地から北方向によく見える七ツ森のうちいちばん小さなたがら森の麓に湧水のある小さな公園があり八重桜が植えられて、いまごろが見頃です。鎌倉時代の伝説の表示もありなかなか奥の深そうな里です。

  用紙はキャンソン・ミタントのブルーグレーをF4に切りました、絵具はホルベイン・ガッシュです。

 

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2014年5月 4日 (日)

花の下にて春死なむ 花舞う野の墓標  宮城県大郷町

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 サクラロケハンの際見た風景です。大郷町のゆるやかな丘と農地の続く里の少し高いところに桜が2本花を咲かせていました。遠目でしたがよく見ると根元に小さな墓標がありました。気になって道を探し狭い農道を車の底をこすりながら近くまで行きました。
 後ろに累代の小さな石を従えて新しめの墓石があり長い時間を感じさせ西行法師の名歌を思い出す風景を作っていました。桜は20~30年くらいのソメイヨシノでたぶんお墓の改葬の際に植えられたものでしょう。手前は広く空き年忌やお盆などの際の駐車場にも使え土地にゆとりのある地方ならではです。

 いいなあこういうの

 用紙は小さめランプライト27×15cm、絵具はW&Nです。

 

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2014年5月 1日 (木)

小岩井農場の桜  岩手県雫石町

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 小岩井農場の桜は有名な1本桜と牛舎前の桜と呼ばれる並木があります。いずれも今頃に盛りになり観光客の人気スポットになります。

ミューズタント空色、40×22cm、絵具はターナーアクリルガッシュです。

 

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