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2014年7月 9日 (水)

おくのほそ道 鳴子の湯を見やりて  大崎市鳴子温泉

 おくのほそ道 “なるごの湯より尿前の関にかかりて、出羽の国へ超えんとす”
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 元禄2年5月15日芭蕉主従は岩出山に一泊ののち鳴子温泉の湯けむりを荒雄川の対岸に見て藩境の関所に向かいます。荒雄川左岸のこの旧出羽街道は部分的に新しい2車線の道になっていますが通る車も少なく当時の雰囲気を感じさせてくれる風景があります。めざす尿前(しとまえ)の関は中央遠景の花渕山のすそ部にあります。

  かなりの年月を経たであろう老杉の下にいくつかの古碑がありました、旧街道のころは一里塚があったのではないかと想像します。いずれもお墓ではなく馬頭観音などの信仰によるものです。きちんと並んでいるのは道路改良の際にまとめられたようです。

  この旧出羽街道は鳴子温泉のまち部に入ると消えてしまいますが荒雄川を越えて(今は迂回が必要)尿前の関からはよく保存されています。芭蕉主従は渡し船で関所へ向かいました。

 
 
 用紙はウオーターフォードF6、絵具はターナーです。350年前の芭蕉のイメージと今がごっちゃになっていますがそこは絵の楽しさです。

 

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コメント

おはようございます。
 おくの細道、順調ですね、季節によって色が変わっていくのが楽しみになります。一つ質問が、人物のかげについてお聞かせ願えれば。
 山形~秋田、手をつけ始めています。

投稿: 哲 | 2014年7月 9日 (水) 05時23分

てつさん、こんにちは。
 季節の絵を描くべきと思いつつおくのほそ道の魅力に引きずられています。
 人の影ですが、私が好きな安野光雅さんの画論のなかに影を描くと時間が止まってしまうという言葉があります。止まった時間を表現する必要がある時もあるでしょうが安野さんは否定的です。
 私が略画的に描いた人物の足元に影を入れるとそこだけが妙にリアルになってしまうので避けています、絵の全てがそうではありませんが。もちろん立体感を表現するための陰影は別です。
 おくのほそ道シリーズでは風景はほぼ現実でも芭蕉主従は仮想というか幽霊みたいなものですから当然影はないです。

投稿: 杜しま | 2014年7月 9日 (水) 12時35分

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