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2015年10月

2015年10月30日 (金)

秋色の谷間  仙台市青葉区十里平

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 十里平開拓地へ日を改めて行きました。
 雲ひとつない空に明るい秋の光が満ちていました。定義の里から上ってくるとからここからが十里平開拓地です。70年の時間の流れのなかで畑はほとんど牧草地に代わっています、わずかに残る野菜畑でおばあさんがひとり作業をしていました、たぶんこのおばあさんの楽しみ畑のようなものでしょう。
 前々記事の場所はここから1kmくらい行ったところです。

 用紙はウオーターフォードF8、絵具はレンブラントです。

 

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2015年10月26日 (月)

開拓地の秋景色  仙台市青葉区十里平

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 日が傾きかけた時刻に訪れました。仙台市内では最も山深いところの開拓地です(旧宮城町)、南北3km、東西500mくらいの末広がりの谷間です。
 戦後の入植で盛時には100人を超える人々が暮らし小学校の分校(1976年廃校)や郵便局もありました。今は数軒が残り酪農をしています。
 調べてみたらこの道は昭和初期に敷設された営林署の森林軌道跡(全線11km)で2キロほど下った定義の集落が始点でしたが1960年に廃止されました。この奥の山からの切り出しに使われていて入植者の足ともなっていたことでしょう。
 ならんだカラマツの葉が黄色に変わるのも間もなくです。

 用紙は既にない旧ワットマンを55×34cmに切り、絵具はレンブラントです。レンブラントという名にあった色あいになりました。旧ワットマンは発売中止の際に青葉画荘にあった四六判からブックまで全部を買い占めたので在庫豊富です、表面が弱いのでマスキング禁はもとより消しゴム使用も要注意ですがいい色が出ます。

 

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2015年10月22日 (木)

後輩夫婦20年の成果  宮城県七ヶ宿町不忘

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 学部の2年後輩夫婦が二人して東京から過疎地に入植して20年、厳しい気候、生活環境に耐えて作ってきたりっぱなイチゴ農園を訪ねました。遠くは金沢からの同級生や先輩後輩合わせて10人ほどで。
 戦後の引揚者が入植しましたが残っている人はわずかです。遠景の山は蔵王連峰の南端の不忘山(1708m)で昭和20年に米軍のB29が3機が頂上近くにぶつかり搭乗兵全員が死亡した事件があり戦後地元の人たちが慰霊碑を建てました。今年8月に現地がよく見えるこの視点のところにあらためて慰霊の公園が整備されました。

用紙はストラスモア・インペリアルF8、絵具はシュミンケです。

 

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2015年10月18日 (日)

エメラルドの瞳にルビーの縁飾り  蔵王連峰お釜

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40年ぶりくらいで訪れた蔵王連峰の刈田岳山頂からです。もう描きつくされた感のある蔵王連峰のシンボル火口湖(小さいけれど)お釜を見ています。
 宮城の風景画家なら一度は描くテーマですが私は初めてです。さすが宮城随一の山岳名所でどこから描いても絵になるなあと感じました。
 昨年水の色が一部黄変して“すわ!噴火!!”と入山規制が行われましたが最近解除されました。

 用紙はWワトソンF6、絵具はレンブラントです。ワトソンのF6ブックをやっと使い切りました。

 

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2015年10月17日 (土)

雄勝石の再生をめざして展 石巻市巡回展

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 先に仙台市会場で3000人超の観覧者を集めた石絵展の県内巡回展が雄勝石を産する石巻市で開かれています。さすがに仙台市内と違ってお客さんは少ないですが地元ならではの方々が見えて話がはずみます。私の作品は上の写真の右端の下です。
 来週は宮城の明治村と呼ばれる登米市です、そばを流れる北上川で獲れたウナギのかば焼きが少々贅沢ですが楽しみです。

Dsc_0104

付近には古い港町の歴史を語るこんな商店建物もあります。

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2015年10月14日 (水)

わが青春の山、蔵王連峰刈田岳から

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 20代のころスキーだ、仕事だ縦走だと通った蔵王連峰の中央部に位置する刈田岳(かっただけ、1759m)に30年ぶりで行きました(車で)。
 森林限界を超えているので低木のハイマツやガンコウランの濃緑色の間から見事な紅葉が見えていました。山岳植物は守備範囲外なので名前を知らないのが残念です。
 見ている方角は山形県南西で上山市や南陽市方向になります。谷ごとに落人伝説とともに古い小さな集落がありましたが次第に廃村が増えつつあります。

 用紙はWワトソンF6、絵具はシュミンケです。手前はW&Nやガッシュの力を借りました。

 

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2015年10月10日 (土)

千年里の稲刈り  仙台市泉区堂所

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 前記事の谷間を左へ下りて行き一番下の田んぼです。上を見ています。
 ふつう谷は下るにしたがって開けて行きますがここは反対に狭くなります、この背後は急に狭くなり深い沢にあたる珍しい地形です。最近まではここで行き止まりでした。ということは上からの1車線の狭い山道1本だけが外とのつながり道だったわけです。横溝正史のスリラーに出てきそうな不思議な里です。

用紙はW、ワトソンF6、絵具はレンブラントです。

 

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2015年10月 6日 (火)

千年里の棚田  仙台市泉区堂所

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 仙台市の最北、隣町との境界近くの山中に不思議な集落があります。
 町の中心部の根白石から1車線の山道を数キロ走ると突然のように10戸ほどの谷間の美しい集落が現れます。堂所と書いて“どうどころ“と読みます。絵の家は谷の一番上の位置でたぶん村おさだったのでしょう。
 周囲から隔絶された山あいの集落には平家の落人伝説がよくありますがここはさらに古く1200年くらいさかのぼります。背後の山にそのころの寺院の遺構(堂庭廃寺跡)があります。平安時代中期に蝦夷地支配の拠点だった多賀城国府の北西の最外郭線にあり監視所の機能もあったのでしょう。
 寺だけでは食料の調達もできないわけでこの谷間を耕作する人も同時に配置されたと考えられます。 

 用紙はミューズタッチⅡ46×28cm、絵具はレンブラントです。

 

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2015年10月 1日 (木)

雄勝石再生プロジェクト展

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 以前紹介した宮城県雄勝町特産の雄勝石の古屋根材を利用した石絵の展示会が4日まで開かれています。私の作品も大家の方々の間に挟まって展示されています。
 キャンバスが同じ材料、大きさですから60人の作家の個性がはっきり出ます。同時に県内7つの中学校の美術部の生徒も参加しています。
 お世話役の方々のご努力に感謝するしだいです。

 3 右端が私の作品です。

 4 プロジェクトリーダーの方の作品です。

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