旅行・地域

2017年11月 9日 (木)

おじいちゃんの至福   仙台市野草園にて

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 仙台市野草園での3回目の個展は12日間詰めっきりでしたが多くの方々とのふれあいができてとても有益でした。
 その中で隣接する食堂のテラスでみかけたしあわせの風景です。おじいちゃんと孫娘がそばを食べながら「おじいちゃん、おいしいね」なんて、ごきげんな孫ちゃんを見るおじいちゃんがとろけそうなしあわせの表情でした。

用紙はモンバルキャンソンF3、絵具はW&Nです。

 

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2017年11月 1日 (水)

どこにでもある秋の風景  宮城県宮崎町

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 先月取材した山と広い田んぼのみのりの風景です、日本じゅうどこでも見られる珍しくもない風景ですがまあ季節ものということです。今年はお天気が不安定で心配でしたが無事に稲刈りの時期を迎えることができました。


用紙はファブリアーノ荒目F6、絵具はシュミンケです。

 

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2017年10月 4日 (水)

越後街道手ノ子宿遠望   山形県飯豊町手ノ子

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前記事の家と旧街道を対岸の現国道113号から見ています。往時はこの狭い谷間の街道すじに旅籠がならんでいたのでしょう。ここから左へ越後への最大の難所、宇津峠が待っています。
 脇を走るJR米坂線にとっても最大の難所でした、ゆえに鉄道写真の撮り鉄にとってはこの先の峠越えは最高のポイントでした。


 用紙はクレスタ―F6、絵具はレンブラントです。


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2017年9月13日 (水)

日本一の豪雪地の夏  山形県小国町沼沢

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 JR米坂線の羽前沼沢駅とその駅前です、前記事の伊佐領駅のひとつ東です。昭和8年にできました。
 旧越後米沢街道に沿っています、沼沢宿らしき集落は500mほど東にあります。鉄道が通り新しいまちができたようです。左にはもう10戸くらいの家がならんでいて盛んな頃がしのばれました。
 古い写真をみると駅前の店には「積雪日本一の・・」という看板がありました。夏はそのようなことを感じさせない普通の山里の風景を見せてくれます。
 絵の中央には旅館の廃墟が残っていて大和屋という屋号看板がありました。隣駅の伊佐領と同じく林業が盛んな頃には買い付けやここから鉄道で発送する仕事人の定宿だったそうです。
 盛期は島式のホームやこ線橋、貨物線もありその跡も一部見えます。
 ここから越後方面は3つの峠を越えて次の宿場に至ります。

 

 用紙はミューズ・ランドスケープ46×28cm、絵具はクサカベです。

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2017年9月 7日 (木)

山里の晩夏  山形県小国町伊佐領

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 お盆の時期に新潟市へ行く用事がありましたが混雑高速で行くのも味がない、そこで旧越後・米沢街道に沿って走ることにしました。
 JR米坂線に沿う国道113号です。数えきれないトンネルと橋を通ります。ところどころで旧街道、宿場、遺構を見ることができました。
 その中でも一番山深い感じがした伊佐領(いさりょう)という小集落です。
 旧街道からはひと山外れていますがJR米坂線の駅があります。かつては独立した村で立派な小学校(最近廃校)もありました。歴史を調べるとかなり古く中世にさかのぼり、伊佐氏という豪族が支配していたので伊佐領、伊達政宗の祖先が伊達姓になる前は伊佐氏を名乗っていたので関係があるという説もあります。
 耕地少ない山里ですが林業が盛んなころは相当に賑わったようです。駅には貨物扱い専用の引き込み線や除雪車の退避線もあったとのことです。駅前は大型トラックも通れる広い道があり両側には仕事人の旅館だったと思われる3階建てやもと駅前みせやなどがあります。

3  駅はログハウス風のかわいい駅舎で鉄道駅マニアには人気があるそうです。1日の乗降者は10人前後とのことです。

 

 用紙はウオーターフォードF6、絵具はレンブラントです。

 

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2017年9月 2日 (土)

越後平野は豊か  新潟県村上市荒川

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 お盆のさなかに急な余事で新潟市へ行きました、交通機関が混雑しているので久しぶりの長距離ドライブをしました、国道113号経由です。
 やませの吹く宮城、雨の山形を通り県境の峠を越えて新潟へ、越後平野の北端に入った途端そこは真夏でした。豊かなみのりの田んぼが見渡す限り広がっていました。しかも点在する農家は規模大きく屋根は瓦葺のグレーにそろい美しい風景を作っています。

 この豊かさが上杉謙信率いる越後勢の強さの源だったんだろうなと感じる風景でした。


 用紙はミューズ・ランドスケープ紙を45×15cmにカット、絵具はクサカベです。


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2017年8月 1日 (火)

茅葺き屋根が群れていた谷の大きな家  山形県村山市上五十沢

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 この谷間で一番規模の大きい家です、大きな倉があり住居だった茅葺き屋は物置になりその奥に新しい住居が建っています。この先の五十沢の集落とともに戦後期時代の落ち武者伝承もある古い里です。道は尾花沢市につながっています。
 背後200mくらいで道はなくなり閉じられた空間です。

 

 用紙はアルシュ荒目51×36cm、絵具はクサカベですが手前のアジサイにはW&Nを使いました。

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2017年7月26日 (水)

茅葺き屋根が群れていた谷再描   山形県村山市上五十沢

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 前々記事の絵を遠近感を変えながら再度描きました。手前の家はしっかりしていて屋根の補修材も積まれているのでこれからも残っていきそうです。
 山形県の月山や湯殿山の山麓で見られる兜づくりの姿です、これはかって養蚕が行われていた名残りを伝えています。

用紙はキャンソン。ムーラン・ド・ロア45×35cm、コットン100%で安価でいい紙なんですが縦横比が独特で市販の額におさまらないのが困りものです。絵具はクサカベです。クサカベの発色が個性的なのでいろいろな紙で試しています。

 

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2017年7月21日 (金)

茅葺き屋根が群れていた谷全景  山形県村山市上五十沢

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 前記事の谷間の集落の全景です。といっても現地にこの視点はありません、スギの梢に登れば見えるかもしれませんが不可能です。
 現地へ2度行って配置や家々の特徴をつかんで描きました、小さな物置小屋などは省略しています。
 屋根の維持修復がされて住まいとして人が暮らしているのは右から2番目です。
 前記事の家は右から3番目です、家の軒下周りに大量の補修用のカヤがありましたので近いうちに補修がされるのでしょう。
 補修は全部を取って総葺き替えをするのではなく傷んだところを抜いて新しいカヤを差しこんで行くかたちです。右から2番目の家はその補修が終わったばかりです。

 

用紙はミューズ・ランドスケープ46×28cm、絵具はクサカベです。

 

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2017年7月17日 (月)

茅葺き屋根が群れていた谷  山形県村山市上五十沢

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 五十沢と書いていさざわと読みます。十数年前には全21戸のうち17戸が茅葺き屋根だったところです。少し下の五十沢集落とともに戦国期に落ち武者が住み着いたと伝えられています。
 狭い谷間で耕地もほとんどなく近年まで炭焼きや山仕事で暮らしを立てていたとのことです。
 この位置からだとたくさんあるように見えますが今ではこの視点の背後と奥の木の陰にもう1戸計5戸だけです。一時は地元の東北芸工大も参加して保存活動も行われましたが今は行われていないようです。

用紙はミューズ・ランドスケープ46×28cm、絵具はクサカベです。

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