旅行・地域

2009年12月16日 (水)

平家落人の里 冬  仙台市大倉地区

 暖かかった今年もやっと冬らしくなり、山も白くなりました。でも色がなくさびしいです。

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 ここ大倉(おおくら)地区は規模の大きな平家の落人集落の里です。この奥には江戸時代から庶民の信仰を集める定義(じょうげ)如来をまつる極楽山西方寺、なんとも分かりやすいお名前です、があります。

 こちらでは定義さん(じょうげさん)の名で親しまれ、母もよく通います、昨年は長女も厄払いのお参りをしてきました。親戚のアホかつケチなオバハンが「お願いをしてもちっともご利益がないのよねえ」。母が一喝「あなたねえ、100円でなんぼお願いしてるんだか、ここはねえ欲得ずくでなく心から手を合わせて、もしかしてご利益と思えることがあればきちんとお礼に行くんだよ、すぐご利益欲しいなんて罰当たりもいいかげんにしなさい」

 里の奥さん方はお正月の支度で大忙しです。古い里だけになにかと行事が多く本音は「お正月なんか来なければいい!」

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2009年12月13日 (日)

仙台 光のページェント今年も始まりました

 仙台市の冬のイベント、光のページェントが今年も12日から始まりました。

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 北国の冬になにかいろどりをという若手商工人の熱意ではじまったこのイベントも20年を超えました。最初の年に長女と自転車で行ったたらものすごい人で結局ずっと押して歩いた思い出があります。

 ケヤキを杜の都のご神木的に思う一部の人の感情的な反対もありましたが、学術的になにも影響がないということで続いています。

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 その一部の場所で、日立さんがサンタのひかりものを出してくれています。不景気の中今年もがんばってくれました、感謝です。わが家ではこれから買い替えのTVは日立さんと決めました。

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2009年12月11日 (金)

蔵王冠雪、冬そろそろ   宮城県川崎町

 先月なかばに雪が降り今年は早いなあと思っていたら以降暖かい日が続き助かっていましたがいよいよ冬に入りました。

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 この絵は先月の寒波の時のものです。 川崎町からの蔵王の山々が白くなっていました。スキーに夢中だった頃は山が白くなるのが嬉しかったのですが今ではそうは言っていられません。

田んぼの今年最後の作業でしょう、新しいトラクターに孫を乗せて秋起こしの作業中になんだかトラブッた様子のおじいさん、孫はひまなので私に手を振っていました。奥では軽トラにはさ掛けの材木の撤収中、でも積みきれなくて引きずってしまいかあちゃんがとうちゃんと息子を呼んであーだこ-だとやっているようすでした。

 このおかあさんも今はお正月の支度でいそがしいことでしょう。

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2009年12月 2日 (水)

冬は中休み、秋まだがんばる   山形市高瀬

1  雪が降り寒かった11月なかばがうそのように穏やかな暖かい日が続いています。私の経験的、個人的なお天気予想は「早く寒くなって雪が早い時には12月は冬中休み、スキー場は雪不足」しっかり当りました。

 里もなんとなく暖かい雰囲気で、緑色を残す葉もあります。マユミのピンクの実が青空に映えています。小鳥はカワラヒワです。

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 用紙はF4、絵具はラウニーです。用紙の地色がアイボリーなので全体にその色が影響しています。

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2009年11月18日 (水)

一瞬の赤い山  泉ヶ岳   仙台市

 仙台市のどこからもよく見えてふるさとの原風景になっている泉ヶ岳(1172m)はきれいな山容と行きやすいため市民の四季のレクリエーションフィールドとして親しまれています、私の出身中学校の校歌にも入っています。

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 麓の小城下町根白石(ねのしろいし)からはより大きく雄大なその姿を見ることができます。前記事の風景はここから数キロ先です。

既に葉も落ちた冬の入口、里でサザンカの花が咲き始めるころに午後の光線の加減でいっとき全山が赤く見えることがあります。

自然が見せてくれる多彩な色の妙です、昔の歌に「天然の美」というのがありました。この間ラジオから流れるのを聞いて見事に自然の美しさを歌い上げているのにあらためて感動しました。

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2009年11月15日 (日)

仙台市最北の集落、冬間もなく   仙台市泉区朴沢高野原

 スーパーカブ110でのロケハン成果です。いつも私の好きな風景を見せてくれる泉ヶ岳山麓の朴沢(ほうざわ)の里が秋が冬へ移るわずかな期間の華やぎです。

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 せまい道路の脇に小さな集会所がありその敷地に小さな柿の木があります。だれも採る人もいずいつも鳥の餌になっています。風景としてはとても重要な点景です。

ここの四季の風景を見るたびに心がのびやかになるのを感じます、それぞれの農家も泉ヶ岳を背負いながらいきいきと元気な様子です。

以前ここを舞台にしたNHKの朝ドラがありましたが、残念ながら不評でした、その一因は出演のベテラン俳優のわざとらしい国籍不明の東北弁、いわゆるズーズー弁にあり地元でそっぽをむかれてしまったことを思い出します。

岩手1県で四国4県と同じくらいの面積がある東北地方です、その広い各地で育まれた特有の言葉をひっくるめて東北弁と言うのは違います。四国弁とか九州弁というのはないですね。

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スーパーカブ君に風防を取り付けてまあこれでカスタムパーツはおしまいかな、でもスペシャルマフラーがあるとかで少々気になりますが来春の検討事項です・・・いい加減にせいという黄門様の声がきこえそうです。

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2009年11月 9日 (月)

“沢内の慈父の里”  岩手県沢内村

 10月31日の記事の絵の位置から振り返ると奥羽山系の和賀岳(1440m)が見えます。傾きかけた陽の光を浴びて美しく輝いていました。

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 そろそろ農作業も終わりです、話をしながら最後の豆の収穫をしている老夫婦の姿が暖かい雰囲気でした。「また雪がくるだナー、今年は少ねと助かるんだけっとなー、この頃だば雪かき辛いんだよなあ」、「テレビで地球温暖化ってば騒いでっから少ねんでねえべか、あとあたらすくなった国のほうでなんかしてけねかな」

 

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 沢内村は合併で西和賀町と名を変えましたが故深沢村長を慕う方はまだ多く、記念館が有志の手により建てられました。たまたまこの絵を描いている時に地元紙に記事が載りました。

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2009年11月 5日 (木)

釣りキチ三平の里秋深し  秋田 増田町狙半内

 昨年描いた場所ですがもう一度描きました。釣りキチ三平の作者の矢口高雄さんのふるさとです。狙半内(さるはんない)川に沿って谷間を上って行き最後の集落がここ上畑です。

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もう数少ない萱葺きの家ですがしっかり現役でした。間もなくの雪の季節を前に家々では雪囲い(屋根からの雪下ろしで窓や戸が壊されないように家の周りを板で囲います)が始まっていました。

この絵は、先週ある巨大スーパーの手作り展の参加者が少ないので出してくれー、と急な依頼があって季節の風景をと描いたものです。ところが担当の代理店から高価な???ものなので損傷したら弁償できないからという妙な理由で返却されてしまいました。ということはその手作り展というのは傷がついても壊れてもいいような程度のものをならべるのかなあ、よくやるなあというところです。

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2009年10月31日 (土)

健康先進の村のリンドウ  岩手県沢内村

 2年前のちょうど今頃、岩手県沢内村(現西和賀町)で見かけた大きな萱葺きの古民家です。無住でしたが標柱が建っていて「川端(かばた)の家」とありました。地元のNPOが自然体験の教室として活用しているそうです。町の花のリンドウを添えました。

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 ここ旧沢内村はかって全国に先がけての乳幼児死亡率ゼロ(1962年)や高齢者(当時は65歳以上)医療費無料をなしとげた名村長深沢晟雄が村長として7年間生きた村でもあります。私見ですが彼は戦後の東北地方の地域のリーダーとして稀有の人だと思います。その精神はずっと引き継がれています。

 ここから、病気にならないようにまず保健活動からという地域包括医療という考え方が生まれています。

みちのくの山里の紅葉は一瞬の華やぎの後のきびしい冬の予感におびえる季節でもあります。特に北東北ではそうです。

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2009年10月23日 (金)

原阿佐緒の風景   宮城 大和町宮床

 季節を少し先取りした色です。この風景は私が絵を描くようになった原点のひとつです。

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 前記事のカフェへ行く道すがら見える七ッ森のうち3つです。カフェは左から2軒目の家のさらに奥にあります。 

ここは3大閨秀歌人と称された原阿佐緒(19881969)のふるさとです、美女ゆえの不幸続きで失意のうちにふるさとに戻り、晩年の10数年をここで過ごした彼女も毎日この山の風景を見ていたはずです。ここからすぐ近くに生家があり、復元され記念館になっています、とても素敵な洋館風の建物です。

 みちのくは間もなく山々が黄色から赤まで様々な錦をまといます。絵を描く者にとっては画趣がわくところですが住んでいる方々にとっては「やれやれまた寒い冬がくるなあ」という気持ちになるそうです、特に北東北ではその気持ちが強いようです。

 

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用紙は半切で新聞紙1ページのひとまわり小さいサイズ 、絵具はラウニーです。

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