趣味

2017年8月14日 (月)

わがオーディオの終着点に先があった、タンノイランカスターに真空管アンプ

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 わがオーディオの終着点と思っていたオールドタンノイランカスター(HPD315初期タイプ)とアキュフェーズアンプE600のコンビの端正な音に満足していました。
 しかしマニアは常に何か不満を持ちます、オールドタンノイには真空管アンプをためしたいなあと。45年前の伝説話で「黄金の組み合わせ」なんて言われた組み合わせがありました。それがはからずも今夏実現しました。
 春にランカスターの修理で大きな手間をかけたオーディオショップ・ケイキさんでそんな話をしていたら脇で聞いていた担当がトライオード社(メーカー)からKT88シングルの新製品試聴用を取り寄せてくれ、自宅に借りだして試聴し、この値段でこの音ならと購入して3か月たちました。


 でもこころの片隅で「これはこれでいいけれど、やはり今はなき45年前のラックスSQ38FDかMQ60で聞いてみたい、完動品を手に入れるのは不可能に近いけれど、ほしいなあ」とあちこち探っていました。

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それが、今夏奇跡がおきました。会社に新入社して隣席にいる某官庁のOBさんが「MQ60なら持っているよ、でも故障していて使えないよ、使わないから欲しければあげるよ」ですって!!

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 故障の状況を見たらもとラジオ少年の自分は「これは致命傷ではない、真空管が生きてるから直せる」と判断してありがたく頂戴しました。名酒1本と物々交換!
 さっそくケイキさん経由で修理屋(横浜)に送り9日後戻りました。予想していた筐体の配線の抵抗抜けではなくオイルコンデンサーが劣化していて全交換、各部の動作を調整し完動です。

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 今は先に購入した最新のKT88シングル(左側)とつなぎ変えながら試聴しています。出費も予想より少なかったし40年前のスピーカー、同じ年代のアンプ、同じ年代のレコードとプレーヤーでオーディオの神さまに感謝しつつ当分酒とバラの日々が続きそうです。

 肝心の音ですが、MQ60はズシンと来るような低域の重さはないけれど高級ブランデーのようにまろやかさときれを併せ持ち余韻(ホールトーン)を感じさせつつゆったりとした豊かな空気を作ってくれます。新製品はまろやかさを持ちながら力強い音がスピード感を持ちぐいっと前に出てくる、ジャズのドラムスのキレには圧倒されます。野の花に例えると、前者はアジサイ、後者はヤマユリという感じです。 


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2017年5月20日 (土)

オーデイオマニアの行きつくところは電線

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 さんざん機器を取り換えあーだこーだの挙句、オーデイオマニアの行きつくところは機器を接続する電線(ケーブル)をどうするかです。
 機器を接続するピンコードは最近では1mもので1万円、アンプとスピーカーをつなぐケーブルが1m数千円。壁のコンセントから機器へもっていく電線が同じくらい、接続タップボックスが5万円なんてのがざらです。
 しばらく前に閉店した市内のオーデイオショップのオーナーから残材の整理をしたいから手伝ってくれとの依頼があり欲も手伝って3日間通いました。
 すぐ使えるパーツ類はあまりなく大量にあったのが試聴用のLP、ドラム巻の使いかけの電線類でした。小物類もふくめて使える使えない、これは廃棄の仕分けをしてその中からLP数枚と使ってみたいと思う電材を引きずりだしてもらってきました。
 アメリカ製スピーカーケーブルが主でしたがなかに小指の太さぐらいの国産電源ケーブル(超高純度銅線)と電源タップボックスのサンプルがありました。
 いま3種類の電源ケーブルを変えて音の変化を楽しんでいます。一段落したらスピーカーケーブルの番です。

Dsc_1731 いただいたケーブル類、重さ約15kg

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2017年3月28日 (火)

わがオーディオ道楽の終着点で事件、タンノイランカスターユニット入れ替え

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世の中は春なのに天候が荒れて落ち着かないです。でもまちがいなく来月は桜が咲いて楽しませてくれるでしょう。

以下はオーディオマニアのおはなしです。

昨年わがオーディオ道楽の終着点と思って導入した英タンノイオリジナルのランカスター(40年ものHPD315タイプ)に荒療治を施すことになり無事手術が終わってひと安心の夜を過ごしています。不具合は求める前の試聴で指摘し修理したはずのトゥイターの特定の音でのビリつきが完全に治っていなかったことです。
 なにせ40年前の製品ですからなにかはあるけれど音そのものの問題では落ち着いて聞いていられない。で、販売店に相談しいろいろ交渉の結果販売責任もあるとのことになり、商売のネットワークで探してもらいたまたま同じスピーカーユニットの箱入り在庫があった山形市の店(仕入れ先とのこと)から外して持ってきて中身を入れ替えという前代未聞の荒療治の末に戻ってきました。
 箱は英国オリジナルのものでスピーカーユニットより箱が高いということで輸入当時は暴利だ、日本の木工技術で作ったほうが安くていいものができるなんて説が一般的でしたがその後そうではない、楽器と同じでユニットと箱はふたつでひとつなんだということが常識になりました。
 ところが同時期の品番型番のスピーカーユニットなのに固定用のネジ穴の形状がわずかに異なりそのまますんなり入れ替えとはいきませんでした。当時は大英帝国の最凋落時期でかなりおおざっぱなことをしていたようです。販売店の若い衆が鑢を手に大汗をかいてセットしてくれました。
 結果はうまくいきました、でもおなじ品番型番といえども手工業ゆえ製造のラインや日時の違いで当然ながら音は違います、アッテネーターを上げたり下げたり、置きかたをセンチ単位で前に出したり横に広げたりまあこれは楽しみのうちであります。これで落ち着いてレコードが聞けるようになりました。
 販売店(オーデイオショップケイキ、仙台市青葉区宮町)の社長に経費はかかっているのだから負担するから言ってくれと言ったら、「向こうの店の手間賃に払う分はもらうけれどこっちの分は俺は信用と売り上げでやってるんだからいらねえ」ですって。やるなあやせがまん。
 そのうちアンプのひとつも買わなければならんかなあ。

8 こんな現在です。

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2016年11月30日 (水)

英タンノイ一族の異端児がやってきた CPA-5

 秋に新調したアンプやスピーカーをいじっているうちにまたオーデイオ道楽に目覚めたこのごろです。
 アンプにスピーカー出力が2系統あるので、夜に絵を描きながら静かにジャズボーカルを流すのに合う小型SPをそれとなく探していました。

Dscf0976  時々行くリサイクルショップのジャンクコーナーにタンノイのエンブレムが輝く小さなSPを見つけました、CPA5という品番で1991年発売ですが姿かたちも伝統の姿とはかけはなれていてあまり話題にもならず姿を消したようです。
 汚れや外装の傷はあるが音は出るということを確認して購入、値段は税込み5400円。だめでもともと、こういうのは後でなんて思うとたいていもう無い。

Dscf0975 持ち帰って早速音出し、まぎれもなくタンノイの血筋の音です。でもとなりの大型のフロアタイプとまともに張り合おうなんて考えてないらしいのがいい、小さいのは小さいなりの立場があるんだい!というところ ピアノの高音の強打やヴァイオリンの高域のフォルテなんてのは飽和して悲鳴になるし低域はまるで出ないけれどヘレン・メリルをおだやかに鳴らす分には文句なし。といいつつ彼女の鼻息まで聞き取れる反応のよさはなかなかやるなあです。

 その夜はネジを外して中をのぞいたり遊んで汚れを落とし、翌日ホームセンターへ行って材木を仕入れてスタンドを作りました。鳴らしこみの楽しみがひとつ増えました。

背後の女性像はインドのろうけつ染め、ヒンズー教の芸術の女神だそうです。

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2016年9月25日 (日)

わがオーディオ道楽の終着点 タンノイランカスター

 水彩画から離れて番外編です。同病の人しかわからい話です。

 

 中学生の時半田ごてをいじりラジオを作ることからずうっと音にかかわっていました。
 本気でこの道楽にのめりこんだのは30歳前後のころ。以来40年英タンノイのレクタンギュラーヨークにはじまりオートグラフ、ウエストミンスター、アポジーシンティラと入れ替わりました。
 しかしこのところ年齢もありキカイ全部で0.3トンもある重量級の装置に立ち向かうのがおっくうになりました。なにせレコードの音が出るまで5か所の電源を入れなければならないのです。
 残り少ない人生、もうちょい気軽に聞きたいと思い、知り合いの紹介のオーデイオショップに買取と入れ替えを依頼してうまくいきました。
 大型システムが出て行って少しの間隣室で寝ていた小型の総合アンプとタンノイⅢLZゴールドモニター(50年くらい前の製品)を使用し金色の玉を転がすようなピアノの音にいいなあと感じていたのもつかの間で、小さいゆえに低音の豊かさに欠けるのがいまいち。
 そんなこんなのうちにショップの店長から「ランカスターHPD315のいい中古が(40年前に製造中止だから中古しかない、HPDではなくゴールドなら文句なしなんだけれど)入った、お宅のⅢLZ(人気品)と交換しないか(もちろんなにがしかの出し前はあり)と」、早速試聴するといい音だが片側わずかにチリチリノイズが出る、古いものだけに何かの経年劣化がありそう、で、専門の修理業者に送ってオーバーホ-ルしてもらってOK、取引成立。
 アンプもアキュフェーズE600に交換、プレーヤーはトーレンスTD126Ⅱというラインナップでいまのところ大満足。まあちと弦が金属ぽいとかあらさがしをすればありますが。
 キカイを変えるのに成功するとコレクションンのLPやCDがまた別の命を吹き込まれたように鳴る、こんないい音が入っていたんかい!この道楽のこたえられないところです。
 
当面酒とバラの日々であります。

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2015年3月23日 (月)

個展のおしらせ

 4月16日から31日までの2週間、第4回の個展を開きます。昨年は4月をテーマにしました、今年は5月がテーマです。
 年1回ペースであわてず月ごとの風景を発表していくつもりです、とはいっても雪景色まで気力体力がもつかどうかわかりませんがまあ目標です。

 おついでの折にでもお寄りください、日中は在廊しておりますが夕方になるとどこへ行くかは気分次第です。

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2015年3月 7日 (土)

気持ちはさつき晴れ、オーディオ冥利に尽きる日 

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 このところ気分はこんなふうな晴れです。わけは下の長い自慢話のせいです。場所は山形市高瀬です。4月の個展に出すつもりで描きました、用紙はファブリアーノ小さ目のA4、絵具はこの季節の色ラウニーです。

オーディオ道楽、音楽を楽しむ目的で手段として買ったオーディオ機器がいつのまにか手段が目的化していく、最近はあまりききませんがアナログ時代には音キチ、キ印と言われる人がたくさんいました。筆頭は故五味康祐師、芥川賞の銀時計まで質入れしてでもいい音でいい音楽を聴きたい。
 私も似たようなもの、徹夜で図面描きのバイトの日々がなつかしい、締め切りは絶対に守る覆面デザイナーで一時は業界では陰の有名人でした、時には明日の朝までになんて特急券付き(倍)なんてのもありました。でも道楽がない人生なんてなんなのかいです。4年前の震災の時に大揺れで壊れそうな家を出ずにスピーカーを押さえていた自分がなつかしいです。

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最近以前ほど音にキレがなくぼやけて定位感がなくなってきたので、10数年気になりつつしていなかったオーディオルーム兼アトリエの大掃除をしました、まずはラックの裏側に積もった埃の掃除、TVを奥へ追いやり使わないスピーカーやアンプ類の処分という力仕事からアンプやCD、レコードプレーヤー、スピーカーへつながるケーブル類の接点のクリーニング。メインシステムとサブシステムの2セットで約50ヵ所、アルコールで清掃、作業で1日。
 翌日はスピーカーとヘビー級600Wのパワーアンプ2台計140kgをよっこらしょと動かして蓋を開け内外部、接続部分20ヵ所の清掃です。すべて終えて指先はボロボロ、腰の痛みをこらえつつまずは音出し、サブのほうは新しめの小型システムなのでたいした変化はなし、しかしメインシステムのほうは大きな変化をしました、というより据えてから20年余の時間で接点はさび、部屋には余計なものが入りこみ空間量を減らしていたのがもとに戻ったのです。
 音のキレ、立ち上がり、腰の据わった低音、5月の風のように吹き抜ける高音、音場感全てOKです、高性能なものほどメンテナンスをしっかりしないといけません、はい。

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まるで古女房が突然20数年若返って出現したような・・・。ん、でも・・入り口から出口まで清く正しく美しく一気通貫でいくのも宝塚風ではありますがちょっと汚れた接続部分があってそれが味になるというのもありかなどとちと余計なことも。
 故五味康祐師が「こんな良い音で美しい音楽を自分のものにできるとはオーディオ冥利に尽きはせぬかと涙がこぼれた」と書いていたくらいの感激でした。
 

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 普段は「うるさいわねえ」としか言わないかみさんを呼んで分かりやすい谷村新司の新しいCDを聞かせたら「そこに立っている!!気持ちわるいくらい!」。このCDは音場感のいい録音でピアノと歌手が曲によって微妙に位置が異なるのも聞き取れます。
 多くの歌手が年をとると声も出ず息が続かないので妙なこぶしをまわしたり歌を崩すことが多いのですが彼はそんなことがなく気持ちよく聴けます。
 これで当分は幸せな時間を過ごせそうです、でもあー疲れた。

 

 

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2015年2月11日 (水)

自作トランクと花束

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LPレコードの持ち運び用に木製のトランクを作りました。少し前まではこういうかたちのトランクは海外旅行の定番で有名ブランド品がありましたが最近はプラスチックのキャスターバッグ全盛で絶滅しました。デパートのカバン売り場で聞いたら「もう骨董店のほうがいいです」と言われてしまいました、では作るしかない。

Dsc_7886 若干の縁起かつぎで最初のいれものは今日が結婚記念日だったのでかみさんへの花束にしました。

花屋さんのすすめで近いうちに表に何かの絵を描くことにしました。

 

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2015年2月 9日 (月)

身の回りの整理 LPレコード「私の名盤100」へ

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 自分の人生の残り時間も少なくなったなあと感じています。
 元気で自由に動けるうちにと身辺のモノの整理を始めました。まずは大ものピアノ、娘が中学生まで弾いていたのですがお定まりの高校生になるとヤーメた、最近広告を出している買い取り業者へ。お金は親子で山分け。
 次は半年悩んでいたフィルムカメラ9台とレンズ群、市内の老舗カメラ店の店長が来てくれました。
 さて次は大仕事、45年かけて集めたクラシックLPレコードです。1200枚くらいありますがこれを自選100枚(曲)を目標に整理をはじめました。輸入レコード店を開いている後輩が協力してくれ販売してくれることになり、まずは500枚、安いとはいえ売物なので一枚づつ検盤し汚れはアルコールで清掃、傷のあるものは除外です。どうしようかなと思う盤は聴き直しして判断、2回に分けて搬入を終えました、あー疲れた。誰jかが引き継いでくれるのが嬉しいです。さて第2クール500枚の準備です。
 1200枚のコレクション、1日1枚聴いて4年かかる単純計算、4年に1回しか聴けないコレクションを誇ってなんになる、故五味康祐師の論に同感です。 自分がいなくなれば家族にとっては迷惑至極。
 人生の残りの時間を計算しながら聴きこんで作る「私の名盤100」へスタートです。

Dsc_7882 45年愛用のプレーヤーは2度の大地震の落下に耐えて静かに確実に回ってくれています。

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2014年9月 1日 (月)

銀河鉄道幻想 

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9月になってしまいました。秋は月や星がきれいに見えるようになります。明るい夜空を見ていると宮澤賢治や松本零士の銀河鉄道が時空のかなたへ夜空を横切って行くようなイメージが湧いてきます。

 

 用紙はミューズのタント紺色をF4サイズに切りました、絵具はホルベインのガッシュです。

 

 

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